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東京メトロポリタン税理士法人 北岡修一の「闘う財務」

バランスシートは事業経営の結果ではなく、経営者の意思で作り上げるものである

表題の言葉は、「社長の教祖」とも経営コンサルタント故一倉定氏の言葉です。
この言葉を初めて目にした時、「えっ?」と思いましたが、じっくり噛み締めてみると「なるほど、そうかあ!そういうことか!」と、非常に感動したのを覚えています。皆様はどう思われるかわかりませんが、私にとっては「自分はこれをやるべきなんだ!」と思うくらい、自分の使命と思うくらいの衝撃を受けました。単に決算書を作るために、会計を業務としているのではなく、また、税務申告書を作るためだけに、会計や税務を勉強してきたのではないのです。意思をもってバランスシートを作り上げていくことが非常に重要であり、それを経営者に正しく伝えていくことが、私たちの使命ではないかと気づいたのです。今、私がやっている数々のセミナーや仕事の原点にもなっている言葉なのです。

バランスシート(B/S=貸借対照表)は、当然、経営の結果としての数字を表しています。それは事実です。しかし、単に結果としてできてきたのではないのです。B/Sは言ってみれば、経営者の考え・方針・行動が、すべて凝縮されて表されたもの、経営者そのものが表れていると言っても過言ではないと思います。
在庫が多いと嘆いている社長、この業界はそういう業界なんだと、いつも言っていますが、在庫を多く持たないといけないと考え、そのように社員に指示し、結果として在庫の多い経営をしている・・・これはやはり、べて社長が決めたことではないですか?業界のせいにしていますが、在庫を持たない経営の仕方だってあるのでは?あるいは、在庫を持つのが嫌であれば、その業態・業種はやめて転換することだってできるのです。でも、それをしなかったのも社長の意思です。
売掛金が多いのも、設備投資が多いのも、その結果、借入金が多くなってしまい、自己資本比率が低くなっているのも、すべてこれは社長が決めた方針に沿って来たからではないですか?社員が思うように成果を上げないから、利益率が低く、財務内容も悪いんだと、思ったとしたら、そのような社員を雇ったのは誰か?入社後もそうならないような教育をしなかったのは誰の方針?・・・全部考えていくと、すべては社長の意思・考え方によっているのです。
中小企業の場合、社長の意思がほぼ100%です。当然、日常の意思決定は社員や幹部の方もしていますが、それとて社長の方針・掌の中での話です。その範疇は出ません。出るようなことがあれば、社長がしゃしゃり出て、きっと自分の考えに引き戻すに違いありません。
本当に表題の言葉、その通りだと思いませんか?今のB/Sをじっくり見てください。それが、社長の方針・意思そのものなのですから。是非、社長自ら「自分の意思はこのように表れているんだ!」と思いながら素直にB/Sを見ていただけると、深く自分を振り返ることができると思いますよ。

しかし、それで終わってはいけません。今のB/Sはあくまで過去、これまでの意思の蓄積です。大事なのは、これからです。では、将来どうするか?ということなんです。
B/Sは、経営者の意思で作りあげるもの・・・この真の意味は、経営者が自分の意思さえ変えれば、理想のバランスシートを作っていこうとさえ思えば、そのように作り上げていくことができる、ということです。これが大事なんです。

今のバランスシートは、在庫が多く、回収も遅いので売掛金が多く、手形もあり、おまけに設備投資も過大になっている。そのため、借入金が多く、毎年の償却や金利も多いので、利益が薄くいつまで経っても自己資本比率は低いまま...

では、これをどのようなバランスシートに変えていくか、まずは理想的な姿を描いてみてください。最終的には自己資本比率はどの位を目指すのか、決めてください。そして、これをベースに事業をどのように変えていったらいいのか、売り方や商品の構成はどのように見直そうか、などなど具体的なビジネスのしくみを、バランスシートを頭に置きながら考えていくのです。これをこうするとバランスシートは、どう変わっていくか、想像しながら。そして、それを実行していくのです。
このようにやっていけば、すぐではありませんが、時間はかかりますが、理想のバランスシートに変えていくことが必ずできます。ドラスティックな財務リストラをやるという方法もありますが、そこまでしなくても、まずは時間をかけて、毎期毎期コツコツと、少しずつ良くしていくのです。それが一番のコツなのです。

B/Sを良くする、特に自己資本を厚くする、これをやっていけば強い会社になっていきます。つぶれにくい会社になっていきます。そして、その源は社長の意思・想いなのです。是非、社長の意思ですばらしいB/Sを作り上げていただければと願っています。

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税理士 北岡 修一

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