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東京メトロポリタン税理士法人 会計理念経営

東京メトロポリタン税理士法人 北岡修一の「闘う財務」

持たない経営

会社・法人というのは、何かを達成するために人が集まって作ったものです。
世の中の人々に役に立つものを作ったり、サービスをしたり、販売をしたり、そしてお客様に喜んでもらうことを目的としています。その結果、会社に集う人々も生活の糧を得ることができ、精神的な満足を得ることもできます。

そのような会社にあって、会社が資産を持つことを目指す必要はないはずです。あるとしたら、それは会社が継続していくためのものであり、そこにいる社員を守っていく、お客様に商品やサービスを提供し続けていくために必要なものを持つ、ということだと思います。

そのためにどうしても必要なものは、資金です。継続していくため、安定的に仕事を、社会にサービスを提供し続けていくために、必要な資金は持っていなければなりません。

しかし、その他の資産はどうでしょうか?本社や工場、営業所などは、持つ必要があるのでしょうか?もちろん、そういう場所がなければ仕事ができませんから、場所は必要です。しかし、それは使えればいいのであって、自己の所有物である必要はありません。

不動産だけではなく、自動車や機械や備品なども、使えることが大事であって必ずしも持っていなくてもいいものです。会社の目指すもの、やるべきことに支障がないように使えればいいのです。所有するか借りるかは、利便性やコストを考えて、最も会社の目的に沿った形で決めればいいのです。

持つか、持たないかが重要ではなく、目的に沿っているかどうか、ということが重要なのです。
その意味からすると、今まで会社は所有することに結構こだわり過ぎていたのではないかと思います。所有した方が便利だから、支払う費用もムダにならずにあとでは全部自社のものにするための支払いだから...というようなことで、やはり自己所有することが目的になっていた面が強いと思います。

これからの経営では、そこは切り離していくべきではないでしょうか?
もちろん、所有してもいいのですが、目的をよく考えるということです。

持たなくなると、本当に楽になります。
所有しているプレッシャーというものは結構あると思います。

持つことによる責任範囲は大変広いものです。維持費などコスト的な責任から、万が一その所有物に天災地変、事故、破損、などがあればすべての責任を負う必要があります。そこにものを所有している限り、将来の将来まで面倒を見なければいけないのです。

これは会社の目的以外の行為をたくさんせざるを得なくなる可能性があります。長く持てば持つほど、想定しなかった問題もおこってきます。

そういうリスクを抱えているよりは、会社の本来の目的に照らして、使えるときに使えればいい、必要に応じて使えればいい、状況が変われば臨機応変に他のものを使える、というような状況にしておいた方が、余程フットワークが軽くなります。

そのような状態にしておいてくれるのは、そういうサービスを専門にした他の会社に任せればいいのです。もちろん、多少のコスト高になるかも知れませんが、それはその状況を使用するための必要なコストです。
どのようにコストをかけるのか、ということが、所有中心と使用中心では異なってくるのです。

私は、できるだけ持たない経営をして、あるものに固定化・拘束化されず、常に変化に対応できる経営の体制を作っておく方が良いのではないかと思っています。そのために、自由に使える資金というのを、常に持っている、そういう状況がいいですね。
バランスシートで言えば、固定資産はほとんどなく、流動資産中心、現預金中心のバランスシートにしておきたいですね。

固定資産があれば、借入の担保になって万が一の時は借入で資金調達できる、なんていう考えをする人もありますが、それよりも流動資産を持っていた方が、借入することもなく、また銀行に対する信用力もあるのではないでしょうか?いずれは担保主義ではなく、会社の信用力をもっと重視して融資が行なわれる時代になると思います。

ましてや持つことによって含み益を当てにする経営、これはもう完全な時代遅れではないでしょうか?

持つものは、人材と、目に見えない財産(信用、ブランド、ノウハウ、社風、伝統、技術、考え方・・・)、そして目的に向かっていくために必要な資金、だと思っています。

東京メトロポリタン税理士法人
代表社員/税理士 北岡 修一

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