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東京メトロポリタン税理士法人 北岡修一の「闘う財務」

常にバランスシートをきれいにしようと心がける

皆様は、月次の試算表、バランスシートをどのように、どの位見ているでしょうか?
様々な見方があると思いますが、やはり是非、じっくり見て欲しいと思います。

試算表には、貸借対照表と損益計算書がありますが、通常はどうしても損益計算書を重視しがちです。まずは、今月の売上はどうだったのか、粗利率はどの位出ていて、販管費はいくらで、経常利益はどうだったのか?今月の最終利益はどうだったのか、やはりこれは経営者として最も気になるところですから、当然、一番最初に見たいものです。

そして、損益計算書は、月次推移で見るとなお一層流れがよくわかります。毎月の売上が季節的なものも含めてどのように推移しているか、固定費の大きな変動があった月は一体何が原因だったのか、粗利率は本来安定しているはずが変動している月はなぜ変動しているのか、今期の突発的な経費や臨時収入はどう全体に影響しているのか、など、推移を見ていると、経営の流れと数字の動きで様々な思いが浮かび上がってきます。同時に、改善すべきことなども自然に感じてくるものです。損益は単月だけ見るのではなく、是非、推移で見て欲しいと思います。
場合によっては、当月から遡って1年間の合計を毎月出し、その推移を見るという方法もあります。これは移動年計と言われるものですが、これを見ることによってより大きな傾向がつかめてきます。

また、損益に関しては全体の数字だけではなく、部門別の数字を是非見てください。部門別とは、組織上の部門はもとより、商品別の損益、地域別の損益、得意先あるいは得意先グループ別の損益、そして個人別の損益など、様々な切り口があります。自社の損益の分析をするのに、どの切り口で見るのがよいのか、それは業種や経営の仕方によって様々かと思います。これはもう経営者が常に思っている、考えていることでしょうから、その素直な考えで部門別を作る、作る指示を経理にして欲しいですね。どう見たら経営が良くなるのか、ということです。
経営者は、そのような損益の見方については、経理担当者に様々な要求、指導をしていくべきです。経理から出されてものを見ているだけでは、とても数字を経営に活かすことはできません。その意味でも、経営者は会計を良く勉強していく必要があります。

さて、損益計算書に比べると、貸借対照表を見るのは少し難しく感じるかも知れません。これも基本的な勉強をしておく必要はあるでしょうが、基本を顧問の税理士さんなどにまずは教わって、その上で、毎月経理や顧問税理士に質問をしていくことです。会計に関しては素人であれば、恥ずかしがったり見栄を張ったりせずに、是非専門家に聞いて欲しいですね。素直さこそが経営を伸ばしていく一番の資質なのですから。

貸借対照表こそ、私はじっくり見て欲しいと思っています。
貸借対照表は、ほっておくといろいろな科目が増えていき、いたるところに不透明な残高が残っていったりします。この科目には一体何が入っているのか、それをまずは把握することです。この仮払金は一体何?この立替金というのは、前からずっとあるが、誰に対する立替なのか? この前渡金は? 保証金には何が入っている? 貸付金とは誰に対するもの? 前受金って一体何の前受け? など、貸借対照表は見ているだけで疑問が一杯になるはずです。これを1つずつ聞いて、解明していきます。えっ、こんなのがまだ残っていたの? というのが必ず出てくるはずです。その位、貸借対照表はミステリーだったりします。内容を聞いて、これはこういう類のものだから、こんなの残っていても何もならないんだよ、ということを経理に伝えていく必要もあるのです。内容を確認する、という基本的なことをするだけで、貸借対照表の矛盾はたくさん出てくるのです。経理は経営の内容や営業の現場をわからなかったりしますから、勝手な処理をしていることがあるのです。まずは、この内容を社長が把握する、それを修正していく、ということをやってみてください。その上で、実態を表す貸借対照表ができていって初めて、次の段階に進むことができます。

次の段階とは何か?それは、貸借対照表の内容を良くしていく、ということです。この貸付金をどのように回収していくのか、売掛金をもう少し減らして資金繰りを良くするにはどうしたらいいのか、在庫の中には長期のデットストックがあるが、今は落とすわけにはいかないが、こういう状況になったら必ず落とそう、とか、改善すべき点はいろいろあるはずです。それを毎月見て、どのように改善して内容の良い貸借対照表にしていくかを考えるのです。それはひいては、財務体質の強い会社にして、ちょっとやそっとではつぶれない会社にする、ということにつながるのです。当然、いろいろな処理をするためには利益を上げる、お金を廻していく必要もあるわけで、貸借対照表の問題だけではありません。ただ、財務体質を良くしていくというのは、まずは問題意識を持ち、どのように変えていきたいのか、という強い意志を経営者が持たないとカンタンにはできなのです。

その意味で、毎月是非、貸借対照表を見ていただきたい、それもじっくり見ていただきたい、と思うわけです。そのような単純な繰り返しが、強い会社・儲かる会社を作っていくものと確信しています。

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代表社員/税理士 北岡 修一

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