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東京メトロポリタン税理士法人 北岡修一の「闘う財務」

何があるかわからないこそ!

会社というのは、やはり利益を上げて、内部留保を貯めておくことが重要ですね。

先日も顧問先のある会社が、重要な得意先である会社が倒産してしまい、売掛金が回収できずに瀕死の状態に陥ってしまいました。それも売上の50%以上を占める得意先であり、金額にしても優に5,000万円を超える不良債権が発生してしまったのです。

これは本当に厳しいです。この会社は、以前も大きな貸倒れを受けており、その後、社員が全員一丸となって頑張り、ようやくトンネルから抜け出せるか、という矢先でした。それがまた、こんなに大きいのを食らってしまったのですから...。

金銭的にも苦しいですが、社長をはじめ、社員皆さんの精神的ショックは計り知れないでしょうね。せっかくもう少しで、負の遺産を拭い去ることができたのに、何とも無念でしょう。でも、何とかここで再度踏ん張って欲しいと思います。

問題はいろいろあります。お気づきでしょうが、まずは、1社で50%以上を占めるような売上構成にしてしまったことです。1社依存が高くなり過ぎれば、当然、リスクが高くなります。このような倒産もそうですし、何らかのトラブルが起きて取引がなくなってしまうこともあるかも知れないからです。
そうなってしまった時は、売上、利益はもちろん、資金繰りに大きな影響が出てしまうのです。その得意先との取引が切れたことだけで、こちらは倒産にもなりかねません。

子会社等の資本関係があるのであれば、別でしょうが、このような売上構成には絶対にしないことです。意識して売上を増やさないようにするか、他の売上を多くする努力をして、早急にそのような状態から脱していかなければなりません。

大きな会社から信頼されることは、本来はすばらしいことです。信頼されて注文が増えてくるのは嬉しいし、その信頼に応えようとして頑張っていたら、気が付いた時にはそのような状況になってしまっていた、なんてことはあるでしょう。その期待・信頼に答えながらもバランス感覚を持っておく、ということが重要なのですね。

基本的には、1社からの売上の割合は、30%以下に抑えることです。したがって、取引は3社以上で30%以上にはしない、ということを鉄則にした方がいいですね。みすみす売上を逃すのはもったいない、などと考えない方がいいです。片寄った拡大意欲は抑えなければいけません。

そしてもう1つ大事なのが、相手の状況を良く見る、ということですね。今回の倒産した会社についても、危ないのではないか、という噂もあったし、現実資金繰りが苦しいので支払いも悪かったようです。長く付き合っていると情が移り、売上も大きいので、苦しそうなのはわかるけれども、ついつい付き合ってしまうのですね...。

相手をもっとビジネスライクに見ていく、ということ、すなわち仕事に対する厳しさというのが必要なのです。非情と思われようとも、相手から脅かされようとも(できないならば今後は他に注文を回すぞ、とか)、回収条件などはやはり厳しく対処していかなければなりません。
そうでないと、自社が倒産し、社員を路頭に迷わせてしまいます。
やはり会社を守る、社員を守る、ということが最も大事なことなのです。
お客様第一とは言え、倒産まで付き合うことはないのです。こちらが厳しく対応することで、相手も考え直して改革することができるかも知れません。

ただ、いろいろとリスクに備えたとしても、得意先が倒産してしまう、ということはあり得ます。また、リーマンショックや大震災のようなこともあります。避けられないことはあるのです。会社を経営していれば、何が起こるかわからないのです。

だからこそ、私は、会社は利益を多く上げることを目指し、税金を払った上で、内部留保をしておくことが大事だと思うのです。それも、できるだけ換金しやすい形で、バランスシートに載せておくことが重要ですね。

利益がたくさん出て、こんなに現金を貯めてどうするの? みたいな言い方をする人もいますが、そうではないのです。会社を守り、社員を守るために、現金は多い方がいいに決まっています。自己資本比率も高い方が絶対にいいのです。

本当に会社は何があるかわからないのですから。

東京メトロポリタン税理士法人
代表社員/税理士 北岡 修一

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