実践!社長の財務
財務とは?【実践!社長の財務】第532号
2014.01.13
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
新年1週間が終わり、ほっと一息の3連休ですね。
それにしても都知事選が、国政レベルの戦いになってきました。争点がよくわかりませんが、アベノミクスやオリンピックでせっかくのいいムードですから、それを壊すような戦いはして欲しくないと思いますが、さて、どうなりますでしょうか?
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
財務とは?
このメルマガも発行から10年以上が経ちました。
当初より「実践!社長の財務」というタイトルでやっていますが、そもそも財務とは、どのような意味なのでしょうか?
財務というと、一般的には、
「資金の調達、および調達した資金の運用」と、思われる方が
多いのではないかと思います。
企業の通常の運営や、特別なプロジェクトをやる時などの、資金がどのくらい必要で、どのように調達してくるか、それを考えるのが、「財務戦略」であり、
それを実行するのが、財務部門の役割、ということです。
ただ、もう少し広く考えれば、
「会社における資産、負債、損益、キャッシュフローの管理」
全般のことを考え、これらを最適なバランスにしていくのが、財務の役割だと思います。
上記の狭い意味での財務は、最後のキャッシュフローの管理に入ることになります。
言ってみれば、会社全体の数字のことを考えるのが財務であり、
企業が健全に経営され、将来に渡って成長発展していくために
数字面での安全性をチェックし、万全を期していくのが財務です。
会社の経営数字に関するすべてのことが、財務の範囲ということになりますね。
財務部門の責任者(経理が兼ねることも多いですが)が、財務を担うわけですが、
上記の定義からすれば、これを全部見れるのは、責任を持てるのは、社長しかいないと思います。
(大企業には、CFOという財務の最高責任者がいますが)
だからこそ、このメルマガでは社長に財務全般を見て欲しいと思い「実践!社長の財務」としているわけです。
中小企業、小さい会社であるほど、社長の財務の役割が大きくなってくるのですね。
そのような観点から、今後もこの「実践!社長の財務」を書き続けていきたいと思います。
編集後記
今日は午後からセミナーに行ってこようと思います。私たちの職業も毎年毎年新しいものが出てきますし、古いものも忘れないように磨きをかけておかないといけないし、正直きりがない気がしますね。でも、それを楽しめないと、この商売やっていけないと思ってますから、そういうことで、楽しんできます!
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