実践!社長の財務
部門別損益が重要【実践!社長の財務】第359号
2010.09.21
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今週は連休の関係上、火曜日になってしまいました。
木曜日も休みですし、今週はあまり仕事している時間がないですね。
ということで、本日も、実践!社長の財務いってみましょう!
部門別損益が重要
月次決算をやる上においては、部門別損益はとても重要だと思っています。
月次決算の目的は、とにかく経営の役に立たせること。
銀行や税務署のためにやるのではなく、その結果を見て、次月に何をどうしていくのかを決めること、月次の行動計画を立てるためにやるものです。
そのためには、とにかくまずは早く出すこと。
わかりやすく出すこと。知りたいことを出すこと。
経営判断を誤らせないように、正確であること。
ですね。
私どもでは、これを「月次決算3S」と言っています。
上記の上から、スピーディー、シンプル、正確の3Sです。
部門別損益ですが、小さい会社であれば、全体の損益だけでも
十分かも知れませんが(数人規模でしょうか)、
10人以上にもなれば、必ず部門、チーム、グループなどの組織があるものです。
そのような人の組織ごとに、部門別損益を出す必要があります。
もちろん、会計基準や法律で決まっているわけではなく、経営に活用するためにやる必要がある、ということです。
部門の取り方は、やはり人の組織ですね。
まずはその数字に責任を持てるのか、その単位で出す。
その数字を見て、行動に移せる単位になっているか、
ということです。
普段仕事をしているチームやグループごとに数字を出して、その数字に対して責任を持つ単位の、部門別損益計算が必要なのです。
何しろ数字を上げたり、改善していくのは人ですから、その人のまとまりごとに数字が出ないと意味がありません。
是非、まずは部門別損益の単位が、現実にそって正しく取られているか、そこから確認をしてください。
編集後記
この編集後記は、プライベートでも何でもありで、書いてます。
ということで、今日はちょっと親バカを1つ。
下の中2の娘はバイオリンをやっているのですが、日月に行なわれた学コン東京予選を突破!まだまだ序の口なのですが、今まで通らなかったレベルの高い大会だけに、本当に嬉しいもんですね。親の方がドキドキ緊張してしまいました...。
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