実践!社長の財務
初期診断のススメ【実践!社長の財務】第351号
2010.07.26
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
先週、暑くてもカラッとした夏が好きと書きましたが、正直、暑すぎますね!(笑)
こんなに暑い夏はもう少し何とかして欲しいと思いますが、クーラー漬けの生活はやめた方がいいですね。
なるべく自宅では、クーラーを我慢して、つけたり切ったりしています。
皆様もクーラー病にはご注意を!
ということで、本日も、実践!社長の財務いってみましょう!
初期診断のススメ
私たちがお客様の関与をスタートする時、経理・会計を中心にした初期診断をすることがあります。
ある程度の会社以上の場合は、数日間をとってもらって、初期診断をさせていただくことを提案しています。
社長や幹部、経理担当者のヒアリングと、決算書類、各種帳票類、経営管理資料、システムの運用状況などを見せていただきます。
その上で、診断報告書を書き、その内容について社長・幹部・経理担当者などに、プレゼンし、ディスカッションをします。
このような初期診断は、とても重要だと思っています。
特に経理・会計などは、永年の慣習に流されてしまって、問題点を問題点とも気づかないことが多いものです。
会計や数字に対する意識の低さや、甘い会計処理などによって、会社の真実の姿が、決算書に写されていない、ということも多いものです。
このような状態を、新たな目で見ることによって、それを指摘してあげる、会計監査とは違い、会社の成長発展を思って診断をする、ということに意義があると思っています。
私たちも、毎月継続していく顧問業務をしていると、惰性になり問題点がいつまでも問題点のまま、ということも多いかも知れません。
常に新しい目、外部の目、ということを意識して見ていく必要があると思いますね。
初期診断というのは、新たな関与が始まる時に行ないますが、やはり毎決算期ごとに、意識して違った目で「初期診断」をすることが大事ではないかと思います。
是非、皆様の会社も常に「初期診断」をしてみてください。
編集後記
子どもたちは、夏休み真っ盛りです。でも、こちらはせいぜい3日から、1週間も休みが取れれば御の字。家庭はどうも休みモードの動きになっていて、調子がくるいますね...。(笑)
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