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実践!社長の財務

潜在的価値は何か【実践!社長の財務】第793号

潜在的価値は何か【実践!社長の財務】第793号

2019.01.14

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

新年スタートはいかがですか?
始まって1週間でまた3連休。慣らし運転には、まあこれもいいのかなあ、と思います。

明日からいきなり1月も後半に入りますが、いよいよ今年もエンジン全開でいきましょう!

先手先手で手掛けていくことが、余裕を持って優位に仕事を進めていくコツです。
常に先を見て手を打っていきましょう。

では、本日も「実践!社長の財務」をよろしくお願いいたします。

潜在的価値は何か

年末のメルマガで、自社の提供する価値とは何か、というようなことを書きました。

自社の商品やサービスの価値というと、その機能やもたらす効果、デザイン、価格などを考えるのでは、ないでしょうか?

お客様が、自社の商品やサービスをなぜ買ってくれているのか、を考えるとどうしてもそのような目に見える、顕在的な価値を考えると思います。

お客様は、自社の何に価値を感じて、その商品やサービスを買ってくれているのだろう、本当のところは正直なかなかわからないものです。

自分のことを客観的に見ることは、なかなかできません。
会社も個人の集まりですから、同じで、自社のことを客観的に見るというのは、実はとても難しいことです。

お客様に聞いたとしても、それなりの答えはしてくれると思いますが、本当のところ何で買ったのかという理由は明確にはわかっていないものです。

無意識に、何となく良さそう、ということで選んでくれていることが多いのです。

これはあるマーケティングの本で読んだのですが、実はお客様は御社や、御社の商品やサービスの潜在的な価値を感じて、共感して、買ってくれている、ことが多いということです。

それは、製品の開発思想だったり、会社や創業者の理念などに共感して買ってくれている、ということだったりします。

その潜在的価値とは、自社で当たり前のようにやっていること、考えていることなど、特に今さら訴求しようとは思わないようなことの中にある、というのです。

それを見つけて、訴求していく、それをお客様とのコミュニケーションの中に意識的に入れていくことによって、売れ行きがとても良くなっていく、というのです。

「お宝は近くにある」ということですね(笑)。

是非、自社の「潜在的な価値」=本質的な価値というのは何なのか、考えてみてください。

編集後記

やちょっとフォームを変えました。罫線が短くなっているのが、おかしいかと思いますが、スマホ対応です。スマホで見ると罫線が折り返されていたりして、不格好だったので。これでうまく見えているといいのですが、おかしければ修正しながらやっていきます。こう修正した方がいいなど、ご意見あればメールください。

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