実践！社長の財務
足し算のビジネスと掛け算のビジネス【実践！社長の財務】第302号
2009.08.17
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
週末は久々夏らしい天気でよかったですね。
今日から休み明けで、休養バッチリ、エンジン全開！なんて方も多いのでは？
ということで、本日も、元気にいきましょう！
足し算のビジネスと掛け算のビジネス
先週は、「小さいこと、小さい数字を積み重ねていくこと」が大事、ということを書きました。
いわゆるこれは「足し算」のビジネスですね。
小さいことをたくさん集めていく、そしてある程度の基盤となる数字を作る。
この利益で、まずは固定費がまかなえることが目標ですね。
そして、次にそれを上回ること。
その上で、たまに入る大きな仕事が利益を高めていきます。
そして、さらにもう１段、高収益企業になるには、「掛け算」のビジネスが必要になってきます。
「足し算」のビジネスで集めた顧客に対し、さらなる付加価値、あるいは違った角度からの付加価値を提供することによって、収益を高めていく、ということです。
マクドナルドの「ポテトはいかがですか？」も、その類かも知れません。
車を買った方に対し、会員などになっていただき、修理から車検、旅行から、通信販売などを斡旋するような、そういうビジネスも、掛け算のビジネスになりますね。
ただ、これはあくまでお客様の利便性のため、喜んでもらうためにやらないと、押し付け販売になってしまうので、注意は必要です。
自社の中に、掛け算のビジネスで、お客様の立場で喜んでもらえるものを導入していくには、どんなことがあるのか、是非、一度じっくり考えてみてください。
お客様にも役に立って、自分の会社も高収益になるもの、そういうものが、はまった時、会社は非常に伸びていくのではないでしょうか？
編集後記
週末は、天気も良かったので、土日とウオーキングをしました。
以前に、毎週末、38ｋｍを歩いて15キロ痩せた人のことを、ここで書きましたが、それには結構反応がありました。
私もやります、やってます、なんて話が多かったのですが、私自身は、特にやっていませんでした。でも、いつかやろうかな、と何となく思っていたのですが、気まぐれに土曜日１時間歩いてみました。
結構気持ちが良かったので、日曜日は家族とお昼を食べに、１時間歩いていきました。ちなみにウチは笹塚ですが、浜田山の神戸屋まで行ってきましたよ。
帰りは家族は電車で帰りましたが、私は帰りも挑戦しようと、今度は違う道を歩いて、やはり１時間くらいで帰ってきました。
歩いてみると今まで車で通ってわからなかったことがいろいろ発見があって面白いですね！クセになるかも．．．
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