実践!社長の財務
売上最大の本当の意味とは?【実践!社長の財務】第219号
2008.01.14
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
仕事始め1週目、皆様いかがだったでしょうか?
お正月ボケで、なかなかエンジンのかからない人も多かったのでは?
あいさつ回りもありましたから、本格的には今週からですかね。
とは言え、既に1月も半月を過ぎ、後半戦です。
今日も祭日で嬉しいのですが、その分これからやるべきことが山積...
ということで、1月も後半戦、頑張っていきましょう!!
売上最大の本当の意味とは?
先週は、売上は最大に、経費は最小に、という話をしました。
これを意識して行動していけば、必ず利益が出ると...
それについて、ちょっと補足です。
経費を最小にするのは、自分たちの努力です。
いかにお金をかけないで、仕事を行なっていくか、やはりこれを常に考えていくことですね。
この商品をもっと売ろうと、すると、安易に広告宣伝や販促物を作ったり、すぐにお金がかかることをやってしまう。そのようなことをできるだけお金をかけないでやるようにしていくことです。
すなわち、最初から「お金をかけないでやる。」と決めておけば、かなり経費というのは削減できるものです。
決めていないから、気軽に使ってしまう、ということになります。
これは、自分のお小遣いがなくなってきた時を考えれば、よくわかるのでは...?(笑)
また固定費については、常に見直しをすることですね。
固定費を安易に増やさない、ということは日常心がけておくことですが、それでも知らず知らず増えてくることがあります。
毎月あるいは数ヶ月に1回は、必ずリストを作って固定費の見直しをする、これをやるだけで、経費はずい分減ってくるものです。
売上を最大にする、というのは、ちょっと注意をする必要があります。
その言葉だけをまともに聞くと、お客さん不在で売上を上げることを考えてしまうかも知れません。
この数字を達成するためには、どこに押し込めばいいか、などと考えてしまっては、ビジネスが本末転倒になってしまいます。
売上は、お客さんあってのものです。(わかり切ったことですが)売上というのも、結局あとからついてくるものですね。
それは、お客様の役に立った、喜んでもらった、ということがあるからこそ、売上が上がってくるということです。
したがって、売上を最大にする、ということの本当の意味は、
「お客様に絶大なる支持をしてもらう。」ということです。
そのためにどうするかを考えることが、「売上を最大にする」ということなのです。
これを勘違いしないで欲しいなと思い、今日は先週のメルマガの補足をしました。
編集後記
今日は祭日もあり、簡単にしました。
今、当社、東京メトロポリタン税理士法人のホームページを直しています。
「会計理念経営」ということを前面に出し、それを是非皆様にお伝えしていきたいと思い、そのような修正もしています。
また、ちょっと恥ずかしいのですが、北岡修一の活動などというページも作り、そこで私がやっているセミナーや会などの情報を載せるようにしています。
週明け、15日か16日にはリニューアルオープンしていますのでよろしければ是非、覗いてみてください。
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