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実践!社長の財務

自己資本比率は、どの位を目指すか【実践!社長の財務】第180号

自己資本比率は、どの位を目指すか【実践!社長の財務】第180号

2007.04.16

おはようございます。
税理士の北岡修一です。
 
新たな減価償却制度の詳細が、4月はじめに発表されましたね。
今度の、4/25減価償却セミナーで、詳しくお話しますが、残念ながら、セミナーの方は満席になってしまいました。

いつか、このメルマガでも解説したいと思います。
それにしても、償却方法が複雑になってしまいましたので、償却計算は専用ソフトを使ったほうがいいですね。

今回のセミナーは、OBCさんの「償却奉行」を使ってやりますが、新・償却方法の対応は、「償却奉行」が5月中旬には行ない、一番早いそうですよ。(正確にはわかりませんが)

「償却奉行」(奉行シリーズ)を使うのであれば、是非、当社に言ってくださいね。モデル認定店(株式会社クイック経理)をやっていますし、ちょっとした(保守の)特典もあります!
http://www.quick-a.com

・・・ということで宣伝になってしまいました。
たまには、お許しください。(笑)

では、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!

経営分析比率は、絞り込めば2つでいい

最近思っているのは、経営分析の比率は、絞り込めば2つでいいのではないか、ということです。

ただし、これは私がいつも見ている、中小企業の話です。

大企業、上場企業ではどうか、それはわかりません。
各部門、各機能軸で様々な指標を駆使して、役立っているかも知れません。

でも、中小、小規模企業を見ていると、たくさんの指標を出したとしても、それぞれ非常に有用な情報を含んでいたとしても、

正直、使いこなせません。

○○○という、税理士の最大の団体がありますが、そこでは独自のシステムで、毎月たくさんの経営指標を出してくれますが、果たして、それを使っている会社は、その数字群を本当に使いこなしているのでしょうか?

中には、「これだけ多くの指標で、経営をチェックしているので、うちの会社は、大成長しています。」なんて会社もあるかも知れませんが、

大半の会社は、「ほとんど見てないよ。」と言っているかも知れません。(あくまで想像ですので、反論のメールがくるかも...笑)

別に、○○○の批判をしているわけではなく、様々な比率にこだわってしまうと、経営の本質を見誤ってしまうのではないか、と思うからです。

では、どの比率に絞って経営を見ていけば良いのか?

実はこれは、見る人、使う人によって違うのではないか、というのが正解だと思います。

でも、これではメルマガになりませんね。
ある程度私の考えも言わないと。

私が、2つと言ったのは、最終的にこの比率を見ていく、目標にしていく、という比率です。

過程では、いろいろな比率があっても、最終的にはこの2つを見ておけばいい、というような比率です。

難しい比率ではなく、実にシンプルな比率です。経営分析という程、難しいものではありません。

何だか、クイズみたいになってしまいましたが、是非、皆様にも経営分析比率あるいは、経営指標を 2つに絞るとしたら何にするか、考えてみて欲しいのです。

ヒント:2つということは、主要な財務諸表2つから、1個ずつ選んでいます。

ということで、正解...ではなく、私の考える2つの指標については、来週お話します。

(メルマガずっと読んでいる人は、もうわかっているとは思いますが)

編集後記

今日のメルマガは、2つの比率について書こうと思って、書き始めたのですが、途中から「たまには、じらしてやろう...」なんて思ってしまいました。
すみません。でも、こんな書き方もたまには、いいかなと思いますが。

これで、1回分、ネタを先延ばしできた・・・というのが本音かも。

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