実践!社長の財務
財務がどっしりしていることが基本【実践!社長の財務】第850号
2020.02.17
新型コロナウイルスの広がりが、止まらないようです。
これから様々な面で、企業業績にも影響を与えてくるのではないかと、心配です。
御社は大丈夫でしょうか?
やはりこういう時に備えて、財務体質を充実させておくことは、大事なことですね。
自己資本を充実させておく、すなわち、常に内部留保を一定以上作っておき、自己資本比率を高めておくことです。
それとともに、現預金月商比率を2倍以上にしておくなど、十分なキャッシュを持っておくことも大事です。
それにしても、今年というか現在はいろいろな要素があって、読みにくい年ですね。
消費税が増税になって、キャッシュレスで盛り上げようとしたが、イマイチ不発な感じ。
オリンピックがあるので、それまで景気はいいだろうと思ったが、ここに来て急ブレーキがかかった感じもあります。
建設需要は結構あるようですが、不動産の方は動きが止まっているようにも感じます。
4月からは、同一労働同一賃金が始まり、人件費は高くなっていく方向です。
人材確保も難しい中、企業業績を圧迫していく恐れがありますね。
このような不透明な状況の中では、じっくり腰を据えて、状況をよく見て、内部の充実を計っていくことが大事だと思いますね。
じっくりと、新規の商品やサービスの開発、改良だとか、人材の育成、業務や顧客の新規開拓など、底上げを計っていくことです。
それを支えるのが財務かなと。
今日は、ちょっとまとまりのない内容になっていますが、あまりにも、新型肺炎のニュースばかりなので、それが気になってしまいますね。
世の中がどうあれ、まずは自分がしっかり立つ、会社はどっしりと構えた上で、期を見て敏に動くことが大事だと思います。
編集後記
先週は大半が出張でした。出張でもどこでも、PCとネットがあれば、かなりの仕事はできますね。
とは言え直接話さないと進まない仕事もありますので、今週はそのためのスケジュールがぎっしりです。
では、今週も頑張っていきましょう!
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