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実践!社長の財務

経営の結果はすべて数字に表れる【実践!社長の財務】第896号

経営の結果はすべて数字に表れる【実践!社長の財務】第896号

2021.01.04

あけましておめでとうございます。

本年こそこのコロナ禍を克服し、皆様の事業が益々繁栄していくことを祈念いたします。

このメルマガが、少しでもそのお役に立てるよう、本年も思いを込めて書き続けてまいります。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

皆様、新年にはどのような計を立てられたでしょうか?

健康のこと、家族のこと、趣味のことなど様々あるかと思いますが、やはり、事業のこと、会社の目指すことに思いを馳せた方が、多いのではと思います。

特にこのメルマガの読者は、そのような方かと思います。

このメルマガでは、そのような経営者の方、リーダーの方に向けて、共有したい思い、考え方を書いています。

特に財務と名を付けているように、数字のこと、会計のことを中心に、経営者の目線で書いていきたいと考えています。

経営の結果、表される数字というのは、経営者の考え、思いがそのまま現れたものだと、私は考えています。

月次の試算表や、決算で作られる損益計算書や貸借対照表は、経営者の考え、思いが、結果として数字で表されたものです。

もちろん、外的な環境や突発事項など、様々な要因によって会社の数字は影響を受けてきます。

特に昨年発生したコロナ騒動のような状況は、大きく会社の数字に影響を与えているかも知れません。

特に損益計算書は、1年単位で作られるものですから、外的な影響を受けやすくなります。

コロナは大きな影響かも知れませんが、コロナに限らず、大なり小なり外的な影響はたくさんあるものです。

社会全体でなくても、業界別に見れば、毎年様々な環境変化が起きています。

これら様々なものをどう乗り切っていくか、というのが経営であり、経営者の思い、考え方によってくるのではないでしょうか?

したがって、単年度の損益計算書は影響を受けたとしても、設立以来の数字の累積である「貸借対照表」は、すべての要因を乗り越えてきた、経営の結果を表しています。

まさに、経営者のすべての思い、考え方、やってきたことの結果を表しているものが、貸借対照表です。

これには、決して外的環境がなんだかんだの言い訳は、できないはずです。

外的環境の変化にどのように対応し、乗り越えるかを考え、会社を変化させていく、結果として数字も改善していく、それを考えるのが経営者です。

どのような損益計算書、貸借対照表にしていくのかを、是非、考えてみてください。

経営者の思い、考え方がこれらの数字を作っていく、ということは、考え方を変えていけば、そのようになっていく、ということです。

どのような考え方をしていったらよいか、それを今後もこのメルマガで書いていきたいと思っています。

編集後記

今日から仕事始めの方も多いかと思います。例年ですと年始回りなども多かったかと思いますが、今年はコロナの影響で、少なくなるのでは、と思います。
その前に年始からテレワークというこも多いので、会社を回っても相手がいない...Zoomで年始の挨拶なんていう状況かも知れませんね。これもニューノーマルということで、常識を変えていくことが大事なのかも知れません。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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