実践!社長の財務
自由奔放に思い切ってやる【実践!社長の財務】第739号
2018.01.01
あけましておめでとうございます。
税理士の北岡修一です。
今年の元旦は月曜日。年の初めからこのメルマガを配信できるのは、とても久しぶりの感じがします。
年末だろうが、正月だろうが、毎週月曜日に配信すると決めてやってきましたので、元旦が月曜日というのは、嬉しいものですね!
本年も、少しでも皆様のお役に立てるような、かつ、自分の気づきを改めて刻み込むためにも、このメルマガを書いていきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
自由奔放に思い切ってやる
今年は、戊(つちのえ)戌(いぬ)年です。
先日、私の尊敬する88歳の経営者のお話を聞く機会がありました。経営だけでなく、仏教や芸術などにも非常に造詣の深い方です。
その方が言うには、戊の犬は、ただの犬ではないそうです。えっ?どんな犬なの?と思ったら、何と「野犬」だそうです。
戊の戌は、野性味あるれる犬だということです。
自然のまま、自由奔放に行動する犬が、今年の干支です。
したがって、今年は自由奔放に思ったことを思い切ってやると、うまくいく、やり切れば必ず良い方向に行く、とおっしゃっていました。
とても勇気づけられる言葉ですね。
世の中、景気が良いということを言われていますが、なかなか実感できない経営者が多いのではないでしょうか?
私も本当にそうかな?と思います。
そう思っていると、なかなか思い切ったことができない…。
特に中小・小規模企業の経営者は、その傾向が強いと思います。
この10年間を振り返っても、リーマンショックから始まり、東日本大震災や熊本大地震、天候不順による豪雨など、様々な災害もあり、企業経営にも影響を及ぼしてきました。
何となく思い切ってできない、という閉塞感があったような気がしますね。
知らず知らず「縮こまり経営」になっている会社も、多いのではないでしょうか?
一旦「縮こまり経営」になると、何もかもが慎重になり過ぎてしまう傾向があります。
今年は戊の戌、自由奔放に思い切ってやるとうまくいく、ということを念頭において、今までよりも少しは思い切ってやってみる、ということを考えてみてはいかがでしょうか?
もちろん、野放図に分不相応にやり過ぎては困りますが、その際には、このメルマガでいろいろ書いている財務指標などにも注意を払っていただければ、歯止めはかかると思います。
1年の計は元旦にあり、ということで、是非、これから思い切った今年の目標を立ててみてはいかがでしょうか?
今年1年、皆様の会社が益々発展していくことを祈念し、心を込めてこのメルマガを書き続けていくことを、私の計とさせていただきます!
本年もよろしくお願いいたします。
編集後記
皆様、年末年始いかがお過ごしでしょうか。私は昨年の年末年始は、娘の留学先に行ったりしておりましたが、今年は友人達との忘年会や近所の初詣に行こうかと思っている程度で、おとなしくしています。
子2人が外に出てしまっているので、夫婦2人の年末年始です。2人だけでずっと、というのは意外となかったなと、何か足りない?変な感じですね。夫婦2人で仲良く楽しくやる、というのも今年の目標(課題?)ですね(笑)。
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