実践!社長の財務
いいものは高い&長く続く【実践!社長の財務】第918号
2021.06.07
このメルマガもこれだけ書いていると、今日は何を書いたらよいか、と悩むことも多いですね。
先ほども悩んで、過去のフォルダを眺めていたら、これから何を書こうか、とメモをしたテキストファイルがありました。
何と15年も前のものでした。
その中に、いいのものは高い・・・というものがありました。
確かにいいものは高い、と思いますが、昨今は100円ショップなどもあり、必ずしも高いとは言えないのかなと思ったりもします。
高い、というのは感覚、感じるものですから人によって、シチュエーションによって違います。
絶対的なものではないですね。
100円で安いと思いますが、かけるコストやモノを見て、本当に安いのかはわかりません。
現に2リットルの水のペットボトルなどは、100円ショップよりも、コンビニで80数円で売っていますし。
ちょっと15年前の企画案の文章を引用します。
(自分のものを引用というのもおかしいですが)
いいものは高い。だから、高いものを買おう。
もちろん見せかけのものもある。でも長くは続かない。
長く続いて高いもの、これを買おう。
それが成功の発想。
だから会社も価格は高く、長く続けてやっていくことを目標にする。
最初は売れないが、歯を喰いしばってここを頑張れ!
そうしないと中小企業の道はないと思う。
なかなか、いいことを書いてますよね(笑)。
単なる高いだけでなく、長く続く、ということが大事なんだと思います。
高くても、よいものだから、お客様が買い続けてくれる、まさにブランドになっていく、ということですね。
高くするというのはリスクがあります。
敬遠される、売れないかも知れない、という。
あえてそれを覚悟してまで高くするには、相当の自信がいります。
それだけ自信を持てるものだから、いいものなんだろうということです。
最初は大変でも、それを長く続けていくこと。
長く続けていけないのだったら、それはそこまでのものだった、ということなんだろうと思います。
編集後記
東京はまだ梅雨入りしていないのですかね。5月中旬の一時期は雨ばかりで、もう梅雨入りかと思っていましたが、その後天気がよくなり、さすがに宣言を出さなかったのは、そういうことかと変に納得しています。
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