実践!社長の財務
目標をいかに立てるか【実践!社長の財務】第978号
2022.08.01
おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今日から8月に入りました。
当社は、8月決算なので最終月であるとともに、新年度に向けた計画をまとめる時期でもあります。
当社も30名の組織としての法人ですから、皆様の会社と同じように、毎期の目標、計画を作っています。
当社の場合は、核となる収入として顧問契約による月額報酬、決算報酬などを、ある程度見込むことができます。
もちろん、途中で変更になったり、場合によってはなくなることもありますが、かなりの高率で継続していくことができますし、そうしていくことも目標の1つです。
ただ、会計や税務のコンサル、事業承継や組織再編などの対策業務、相続税申告などはスポットの業務ですので、決まっているものではありません。
これらの業務をいかに計画していくか、新規のお客様をいかに増やしていくかが、計画の大きな変動要因になります。
伸びていく会社というのは、目標の立て方が絶妙であることが多いですね。
簡単に達成できそうな目標では、緊張感がなく、会社や社員も伸びていきません。
かと言って、高過ぎる目標では皆が疲弊してしまい、目標が形骸化してしまいかねません。
簡単ではないけれど、頑張れば達成できそうだと思える目標はどのあたりか、皆でやろうと意気が上がる目標になっているか。
先週話した講演で、楽天の三木谷社長は、そのあたりが絶妙だと、講演者が言っていました。
また、京セラ創業者の稲盛和夫氏も、皆が達成できそうだと思わせていく雰囲気作りが大事である、ということを述べています。
1年先までは、なかなか見通せませんから、それをどのように計画していくかは、会社によって、社長によって、やり方はずい分変わってくるでしょう。
そのやり方はいかにせよ、目標を作ることが大事だと思います。目標がなければ仕事に張り合いがないし、楽しくないと思います。
目標を作り、それをいかに達成させるかを考え、行動する。状況が変われば、また、そのやり方を考え再トライをしていく。
その繰り返しが、会社や社員の成長を促していくであろうし、仕事の醍醐味でもあると思います。
編集後記
猛暑が続いています。街歩く人も、さすがにマスクを取って歩いている人が多くなっていますね。
一昨日は、家の木の枝が伸び過ぎていたため、剪定していましたが1時間もやったら、ちょっと具合が悪くなりかけたのでやめました。
もうちょっとやっていたら、熱中症になっていたかも知れませんね。
この暑さ、本当、気を付けないといけないです。
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