実践!社長の財務
介護保険と年金の話【実践!社長の財務】第986号
2022.09.19
おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今日は敬老の日ですね。
敬老の日と言えば9月15日かと思っていましたが、いつの間にか、変わっていました。
実は私も、つい先日65歳になりました。
一応高齢者の中に含まれるのかも知れませんが、まったくそういう気がしませんね。
先日、正に9月15日頃に、区役所から封書が来たので、何かお祝いの案内かと思いましたが、開けてみたら何と介護保険料の請求書でした(笑)。
65歳を過ぎると、介護保険料の支払い方が給与天引きか直接支払いに変わるということで...。
わかりますが、あまりいい気分はしませんね。
年金を受け取る場合は、年金から天引きされるのですが、受給開始は遅らせていますので、直接払わなければいけない、ということです。
年金の受給開始は、70歳まで遅らせることができますが、2022年4月からは、75歳まで遅らせることができるようになったとのこと。
70歳まで遅らせると、年金の額が42%増額します。さらに、75歳まで遅らせると、84%も増額します。
どうせなら、75歳まで遅らせようか、とも思ってます。
ただ、当然、途中で死んでしまえば、その分もらえなくなってトータルでは損?してしまいますね。
そこで検索をしていたら、受給開始を遅らせた場合、何歳まで生きれば損をしないのか、損益分岐点を計算しているサイトがありました。
こんなところで、損益分岐点を出すのもどうかと思いますが(笑)、とても参考になります。
そのサイトによれば、70歳まで遅らせた場合は、81歳10か月が損益分岐点、それ以上生きれば、得になるとのこと。
ほぼ、男性の平均寿命ですね。クリアできる可能性も高いかも知れません。
では、75歳まで受給開始を遅らせた場合は?
この場合は、86歳以上長生きしなければ、損になってしまいます。
父は88歳、祖父は94歳まで生きたので、可能性はあるかも知れませんね。
ということで、今日はお休みの日なので、軽い話にしました。
働いていて年金をもらわずにやっていけるのなら、なるべくもらうのは遅くして、元気に働いていられるといいですね。
やはり何と言っても健康がNO.1、健康でなければしたいこともできない、強い体に生んでもらった両親、ご先祖様に感謝感謝です。
編集後記
娘はベルギー、オランダへ、バイオリンで音楽留学をしていましたが、この度、ベルギー王立のリエージュフィルハーモニーに入団することができました。
36人受けて3人しか合格しなかったそうなので、かなり高いハードルだったようです。親としても本当に嬉しい限りですね。
リエージュフィルは、昨年か一昨年、日本公演にも来ており、私たちも聴きに行っていました。とてもすばらしい演奏でしたので、その仲間に入れたのは本当にすごいことだと思っています。
機会があれば皆様も是非注目していただければと思います。
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