実践!社長の財務
経常利益10%を目指す経営【実践!社長の財務】第748号
2018.03.05
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
確定申告期限まであと10日間。皆様はもうお済みですか?
当社も今週がヤマ場ですね。
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。
経常利益10%を目指す経営
経常利益率10%を目指そう、というのはこのメルマガでも何回も書いています。
ただ、なかなかそこまで到達できない場合は、それを目指す気持ちが薄らいでしまいます。
だから、何回でも書いていいと思っています。
業種によっては、確かに10%というのは非常にハードルが高いということもあります。
でも、同じ業種でも会社によっては達成しているところもあるのです。
たとえば建設業などは、粗利で10%ちょっとで、経常利益率で10%などとんでもない、と言われます。
でも、当社の顧問先の建設業で、10%を超えている会社が実際にあります。やればできないことはないのです。
経常利益率10%を目指すことにより、5%、6%という立派な業績を出していても、慢心することがありません。
慢心してしまうと、成長がなくなってしまいますので、是非、10%を目指して欲しいですね。
10%を目指すためにできること、やるべきことは何か、じっくり考えればたくさんあるのではないでしょうか?
経常利益率10%以上を続けていると、会社の内容が急速によくなってきます。
3年くらいでバランスシートの内容が、見違えるようになってくるでしょう。
無借金経営も時間の問題になってきます。
そうなると資金繰りも非常に楽になってきますし、何より経営者の気持ちに余裕ができ、将来の展望をじっくり考えることができるようになります。
それが最も大きな効用だと思います。経営者が本来の仕事を充分にできるような状態になる、ということです。
私が所属している盛和塾では、それを「棲む世界を変える」といいます。
経営者の考えることや、採る戦略がまったく変わってくる、ということですね。
是非、10%を目指す、ということを常に頭に入れて経営をしていきましょう!
編集後記
先週後半は、台湾に行ってきました。昨日は東京も暑かったですが、私が台湾(高尾)に行った時は、何と昼間30度までになりました。冬からいきなり夏になるのは、結構効きますね...。
ただ、この時期あまり長くも行ってられませんので、2泊3日で帰ってきました。帰ってきたら、やはり確定申告チェックが山積みでした(笑)。
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