実践！社長の財務
必ず目標を達成させる実践例【実践！社長の財務】第449号
2012.06.11
おはようございます。
税理士の北岡修一です。
６月第２週、閑散期になるはずが、相続案件などがずい分増えてきて、今週は目一杯です。
来週は、弊社の主催する会で「地球の歩き方」の社長をお招きし、講演会を行ないます。
下の方で案内していますので、よろしければ是非、ご参加ください。
ということで、本日も「実践！社長の財務」いってみましょう！
必ず目標を達成させる実践例
私の尊敬する人生の先輩で、いろいろな助言をいただいている方います。
その方は、ある損保会社の所長などをやっていた方ですが、在任中、すばらしい業績を残されています。
（今は、独立して自分で会社をやっておられます）
私の発行するニュースレターや、このメルマガなどもを読んでくれていて、お礼にと体験談を送っていただきました。
自分の任された部署の、目標数字をいかに達成してきたか、それを書いていただいたものです。
ご本人の許可を得て、以下に掲載させていただきます。
所長になってすぐに、与えられた１年間の目標の分析をしました。
それを踏まえ、毎月の初めには、その月の目標と達成手段の確認会議をします。
20日には、その月の目標の達成度合いと、あと10日間での、達成のための分析会議を開きました。
達成の見込みがあれば、すぐに翌月の見込み分析の会議に切り替えます。
25日からは、毎日部下からの報告を受け、達成できそうもない社員と同行して、達成させる努力をしました。
営業管理職でいた間は、上記を必ず実行していました。
当時、会社は年間４種目毎の予算会議をしていましたが、３年間で年間予算は、36ヶ月中、34勝2敗でした。
３年で支社長に昇格しましたが、４年間同様のことをし、同じような成績を残し、支店長に昇格しました。
予算を達成することは当たり前、と思っていましたが、８割の部署は、予算を達成してないのにはびっくりしました。
個人で営業していたら、そんな甘い考えでは会社が成り立たないはずなのに．．．。
また、研修等を通して、それらは勉強しているはずなのに．．．。
現在は、父の会社を相続し、不動産関係の団体の教育研修担当の役員をしていますが、中小の不動産会社の社員の方にいつも言うことがあります。
「将来、独立することもあるだろうから、社長から与えられた毎月の目標は、必ず達成しなさい。
出来そうもない時は、社長に遠慮なく言って、達成させる方法のアドバイスをもらいなさい。
場合によっては同行してもらいなさい。プロの社長や、先輩のノウハウを盗みなさい。
最後に、社長から示される目標は、社長の会社がそれを達成させれば、健全経営できる、または、可能性のある会社の数字である。
自分が独立したときに備え、
１．自分なりの目標を別に立ててみよ。
２．会社の目標より低い場合や、達成が困難になったら上記と同じように、社長や先輩に相談し助けてもらえ。」
毎回素晴しいレポートをお送りいただいている事への感謝を表すため、駄文を書きました。お読み頂きありがとうございました。
以上が、送っていただいた文章です。
皆様の参考になれば、幸いです。
編集後記
昨日は大阪で就職２年目の長男が、いきなり朝帰ってきて、小学生、中学生の頃にやっていたバイオリンを取りにきました。どうしたの？と聞くと、友達とまたやり始めるんだとのこと．．．。どこにしまったか、家中バタバタと探し回り、午後にはあっという間にトンボ帰り。慌ただしい半日でした（笑）。
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