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実践!社長の財務

見たい資料は人により違う【実践!社長の財務】第769号

見たい資料は人により違う【実践!社長の財務】第769号

2018.07.30

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

土日は台風で大変だった地域もあると思います。お見舞い申し上げます。

東京は直撃しなかったため、思ったほどではなかったもののおかしな天気でしたね。雨がやんで晴れたと思ったら、また雨になったりの繰り返しでした。

そもそも台風の進路がいつもと逆で、これも異常気象の1つなんでしょうかね?

ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします!

見たい資料は人により違う

月次決算では、損益計算書や貸借対照表以外にも、様々な資料を作ると思います。

何を作るかというのは、会社によってずい分違っています。

基本的には経理担当や、会計事務所の担当者からの提案で作っている資料が多いように思います。

それに対して経営者は、いろいろ希望も言うでしょうが、基本的には経理側で作るものが、ベースになっていることが多いようです。

経営者は、経理や会計のことが専門ではないので、月次資料の希望はあまり強く言っていない、のではないでしょうか?

特に業績や財務内容があまり良くない会社の経営者は、月次決算の資料について、あまり要望していない、ということが多いです。

もちろんこれは私の主観であり、そうでない経営者もいると思いますが、往々にして、財務内容の悪い会社の経営者は月次決算資料について要望しないし、あまり見たいとも思っていないようです。

逆に財務内容がいい会社の経営者は、いろいろなことを要望しますね。 部門別はどうなってる? その中のプロジェクト別はどうなんだ? と。

会社を発展させるためには、やってきたことと実績、現実がどうなっているのか、確認したいというのは当然です。

それも確認したいポイントは、人によって、経営者によって、違ってくるのは当たり前です。何を重要視しているのかは、経営者によって、まったく違ってくるからです。

まさに経営者によって、十人十色です。

是非、月次決算において自分が何を見たいのか、確認したいのか、を再度考えていただき、それが毎月きっちり出てくるようなしくみを、経理の方や会計事務所の方に考えてもらってください。

そこは遠慮無用です。何しろ会社の将来がかかってますから…。

編集後記

1か月ちょっと夏休みで帰国していた娘が、昨日留学先に戻っていきました。成田まで妻と送っていきましたが、荷物検査で見えなくなるまで見送り、慣れてきたとはいえ、寂しいものですね。ちょっと感傷的になってしまいます。妻は荷物検査の手前まで入っていってしまい、こちらは「よくやるなあ…」(苦笑)と思いつつ、後ろで見送っていました。

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