実践!社長の財務
数字を直視すること【実践!社長の財務】第383号
2011.03.07
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
予算関連法案の成立の見通しも立たないまま、外相の辞任。
一体この国の政治は、どうなるんでしょうか。益々わからなくなってきました。
そろそろ、どこからか救世主が現れないものでしょうか...?
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
数字を直視すること
私の信条の1つとして、
「何事も逃げずに、真正面からぶつかること。」
というのがあります。
起こった問題、今日やるべきこと、会う人、話すこと、
どんなことでも、逃げずに真正面からぶつかることが大事だと思っています。
逃げれば、避ければ、あとで苦しくなるだけです。
どんな嫌なことでも、大変そうに思えることでも、嫌な相手でも、
当たってみれば、やってみれば、実は大したことなかった、というのが多いんですね。
それは、覚悟を決めてやるからでもあります。
中途半端にやれば、苦しいのかも知れませんが。
これは、数字、業績、財務状態などについても言えます。
嫌な数字、あまり良くない業績や財務内容だと、見たくなくなりますよね。
悪いのはわかっているから、見なくていい、みたいになります。
でも、数字からも逃げてはいけないんです。
直視することです。
数字を直視して、本当に現実はどうなのかを正しく認識する。
実は悪いかと思っていたけれども、そうでもない、ということもあります。
十分可能性があるのに、数字から逃げているから本当の状態がわからず、やることをやらないからどんどん悪くなっていく、そして取り返しがつかなくなる...。
実は、そんなケースが多いのではないでしょうか?
数字を直視してさえいれば、いくらでも対策があったのに。
数字を見て、必死に考えれば、新しいアイデアなどがどんどん湧いてきて、それを実行すれば、後から数字がついてくるのです。
数字は、いろんなことを教えてくれています。
是非、数字から逃げずに、この数字は一体何を教えてくれているんだろう、と必死で考え、対策を実行してみてください。
数字は、本当に嘘をつかない、正直なんです。
編集後記
週末は、ある方からfacebookの招待が来たため、登録したらどんどん知っている人が、画面に出てくるのでビックリ。ずい分とはまって、やっているうちに、友達登録が100人を超えました。facebookやっている方、是非、検索&リクエストしてください。kitaoka@tmcg.co.jpです。
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