実践!社長の財務
立てた目標は100%達成する!【実践!社長の財務】第174号
2007.03.05
おはようございます。
税理士の北岡修一です。
先週、株価が18,000円を超え・・・なんて言った途端、株価が下がってしまいましたね。(笑)
あまりこういうことは、言うべきではないかも。専門家ではないですし。
でも、大きな流れとしては、中小企業の方にも好況感が来ているように感じます。典型的なところでは、人材ビジネスでしょうか。
当社の顧問先の中でも、人材に関するビジネス(紹介や派遣)など、好調になってきているようです。
今までは大手にいっていたものが、需要が多く下にも降りてきているのではないでしょうか。
また、2007年問題などで、労働力が減ってくる、という面もあるのかも知れません。
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
立てた目標は100%達成する!
会社の業績を上げていくには、「立てた目標は100%達成する!」という気構えが必要です。
達成するために目標を立てるわけですから、当たり前といえば当たり前なのですが、
ともすると、「目標は努力目標なのだから、達成できなかったとしてもそれはそれで、しょうがない。」 という風潮になってしまうこともあります。
それが、会社の風土になってしまいますと、「目標は達成しなくてもいいもの。」という、組織としては非常に緩んだものになってしまいます。
それが怖いですね。そうなる位だったら目標など立てない方が、いいくらいです。
したがって、立てた目標は、何が何でも達成するんだ、という気構えで、日々の業務に臨む、会議に臨むことが大事だと思います。
目標を達成するためにどのようにしたら良いのか、ギリギリまでいろいろと手を考える、実行する、結果を発表して、だめな場合は非難も受ける。
というような、緊張感のあふれる組織運営をしていくことが、業績を伸ばすことにつながっていくのではないでしょうか?
では、達成できなかった時にはどうするのか?
これは、先日の盛和塾で聞いた話ですが、京セラでは目標が達成できなければ、常にキャリーオーバー。
すなわち、次の月に達成できなかった分を繰り越していく、そして次の月の目標にプラスして、何が何でも達成する...これをやっていくそうです。
目標達成まで、決して許さないと...
その代わり、目標は物凄く高くすることは求められていないそうです。前年以上で、どのように実現していくのか、という行動計画とともに目標を立てればそれでいい、ということですね。
目標は気楽に立ててしまいがちですが、やはり十分にシミュレーションして、どのように行動したらそうなるかも考えた上で立てる。
そして、立てたら100%達成させる、そういうことを組織でできるのが、一流企業なのだと思います。
編集後記
先週、高3の息子の卒業式に行ってきましたが、息子のクラスの卒業証書授与で、何と代表の子が、素っ裸で壇上に向かう...
仰天しました!!
生徒や父母から驚きの歓声が上がる中、さすがに校長先生からたしなめられ、服を着て再度登壇しましたが...
本当、びっくりしましたね。自分を主張したいのもわかるけど、ちょっとやり過ぎでは?と思いました。もちろん、うちの息子ではないですからね。
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