実践!社長の財務
高収益企業への9ステップ【実践!社長の財務】第274号
2009.02.02
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今週末、事業承継税制のセミナーをやります。(巻末案内参照)セミナーのテキストを作りながら、改めて事業承継については、各社もっとよく考えておいた方がいいのでは? と思いました。
今回の税制改正では、相続税の80%納税猶予に加え、自社株を贈与した場合の、100%納税猶予、という制度も入る予定です。
後継者への株式の贈与には、100%税金をかけない、ということです。
しかし、これにはいろいろ条件もあります。制約もあります。
でも、これらの制度や相続時精算課税を使うことによって、事業承継、特にその税負担に関しては、かなり軽減することが可能です。
今までとは、また違った検討をしておく必要がありますね。
是非、その点のことを知りたい方は、今週末のセミナーに来ていただければと思います。
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう。
高収益企業への9ステップ
このメルマガもずい分長くやっていますが、現在274号ということは、1年52週で割ると、5年以上やっていることになりますね。
このメルマガをやることで、私自身ずい分と考えていることが形になってきたと思っています。実際、このメルマガをベースにして「ココまでできる 儲かる会計」(日本能率協会MS)という書籍も出すことができました。
⇒ http://shop.jmam.co.jp/book/1188663_1453.html
まぐまぐさんには、大変感謝をしております!
実は現在、このメルマガで書いてきたノウハウや実際に仕事で行なっている「財務、会計から会社を良くしていく方法」などをまとめた小冊子を作っています。
名付けて、
会計がわからんで経営ができるか!
【高収益企業への9ステップ】
です。あくまでまだ「仮題」ですが...
副題の「会計がわからんで経営ができるか」は、私の尊敬する経営者、稲盛和夫氏の言葉です。「稲盛和夫の実学」のまえがきに出てきます。
この言葉には、本当に励まされ、自分のやっている仕事の意義の大きさに、改めて強く気づかせていただきました。
以来、自信をもって「会計から会社を良くしていくことができるんだ!」と、言えるようになったと思います。
このメルマガを始めたのも、10年前に「稲盛和夫の実学」を読んだことが、強く影響を与えていることは間違いないです。
まだ、読まれていない方は是非、お読みいただことをお奨めします。大経営者が書いた会計の本、なるほど、経営者は会計をこのように活用しなくてはいけないのか、と思うはずです。
話はそれましたが、その小冊子【高収益企業への9ステップ】のエッセンスを次回から、このメルマガで紹介していこうと思います。
この9ステップは実際のコンサルティングでも使うものですので、すべては公開できないのですが、エッセンスは伝えられればと思っています。
また、このメルマガを書きながら、自らその内容についての考えがまとまっていくところがあります。
皆様のためにもなり、かつ、自分のためにもなるような、そんなやり方を目指しています。利他自利ということですね。
ということで、今日はつなぎのようなメルマガになってしまいましたが、また、次週以降よろしくお願いいたします。
編集後記
昨日は、うちの下の子の中学入試でした。付属から行くのでほとんど合格できるのですが、それでもやはり緊張するものですね、親が(笑)。
メルマガ【実践!社長の財務】登録はコチラ
⇒ https://www.mag2.com/m/0000119970.html