実践!社長の財務
会計理念の背景【実践!社長の財務】第299号
2009.07.27
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
いよいよ1ヶ月ちょっとで衆院選ですが、流れは民主党にあるのかも知れませんが、やはり1ヶ月あれば、政策・マニフェストをじっくりみて、判断していきたいですよね。
本当にいい日本、将来の明るさが見える日本にするために、しっかりした政策を示して欲しいと思います。
そういう意味で、この位の時間を取るのはいいことではないでしょうか。
ということで、早速「実践!社長の財務」いってみたいと思います。
会計理念の背景
先週「会計理念」の話をしました。
会計理念といっても、何だかわからないな、という方が多いと思います。
特に途中から読まれた方は、わからないでしょう。
多分なじみのない言葉だと思います。
それもそのはず、私が勝手に作った言葉ですから。(笑)
そこでもう少し「会計理念」の話をしたいと思います。
そもそも「会計理念」などと言ったのは、会社を「いい会社」にして欲しい、なって欲しい、と思うからです。
私たちは仕事柄、常に会計や数字から会社を見ています。
会計や数字にいい加減な会社は、必ずと言っていいほど、伸びていません。
一時は良くても、数年間を見たら続いていません。
いい会社、成長している会社、常に業績の良い会社は、
会計や数字の管理、活用を、きちんとやっています。
いくら一時儲かったとしても、会計をしっかりやっていない会社は結局、長続きしていないんです。
ということは、会計さえしっかりやれば、いい会社になる、ということです。
ものすごい高収益を上げる会社でなくても、売上は少しずつしか増えない会社であっても、売上が増えたり減ったりしている会社であっても、
会計さえしっかりやっていれば、そこそこの会社になるのです。
それなりに、じわじわと内部留保も貯まっていくのです。
気が付いたら、結構いい会社になっていますよ。
そういう会社を目指して欲しいと思い、「会計理念」をしっかり持った会社になるべきだ、というのが私の考えです。
それが、会計人である私たちができる、もっとも基本的かつお役に立てる仕事ではないかと思っています。
来週ももう少し、この話を続けたいと思います。
編集後記
暑いですね。夏らしくて嬉しいですけど。来週からは8月ですが、毎週メルマガなどを書いていると、4回書けば8月も終わっちゃうのかと、ずい分時間が経つのが早いような気がしてしまいますね...
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