実践!社長の財務
会計理念の背景2【実践!社長の財務】第300号
2009.08.03
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今日でこのメルマガ、ちょうど300号です。
(パチ、パチ、パチ!・・・自分で拍手(笑))
この間、欠かさず毎週出してきましたので、約6年弱ですね。確か11月頃始めたと思うので、11月で満6年ということになります。これもひとえに読者の皆様のお陰です。ありがとうございます。(最初から読んでいる方がいたら、大変大変ありがとうございます!)
まあ、我ながらよく続けていると思います。
当初は購読者数を毎回気にしていましたが、もう最近は全然気にしなくなっています。
読んでいただける方だけ、読んでいただければいいと...
もう、いいや、と思った人はそれはそれでしょうがない...
いちいち今日の文章はどこが悪かったんだろう...と気にしていてもしょうがない。
割り切って、自分のために文章を残しておく、それに少しでも共感してくれる方がいると嬉しいな、という気持ちで書いています。
したがって、気楽にできるところまで続けていこうかと思っています。是非、よろしければ今後ともおつき合いください。
ということで、早速「実践!社長の財務」いってみたいと思います。
会計理念の背景2
会計理念さえ、しっかり持っていれば、そこそこの会社には必ずなる、というような話を先週しました。
もちろん、会計だけしっかりしても、売上が立たなければ、いい会社などにはなるはずがありません。
売上があって、入金があってこそ、会社は生きていけるし、会計もやる価値が出てきます。
だから、会計は重視されない、後回しにされる、ということが起こってきますし、経営者の多くは、
「会計なんかよりも、まずは売上を上げることだよ。」
と、思っていることでしょう。
もちろん、その通りなんですが、売上を上げることを重視すると同時に、会計も重視する、ということはできないのでしょうか?
売上をあげる努力と、会計をしっかりやることは、2社択一なのでしょうか?
そんなことはないですよね。
両方やることは、十分できます。コストだってそんなにかかりません。
要は、会計もしっかりやろうと思うか、どうか、です。
営業系の社長は、売上上げることが重要なんだから、会計なんか後回し、やっているひまはない、後処理なんだから重要ではない、と思ってしまうのですね。
それだけ会計が難しいと思っているのでしょうか?
この考え方さえ変えることができれば、営業が強い会社であればあるほど、会計を重視することによって、会社はまったく違う会社、すなわち高収益会社になってしまうんですね。
会計の取り組みは、経営者の考え方次第です。
重視するか、軽視するか、どちらかです。
そして、そのための労力はほとんど変わらないのです。
いや、会計を軽視していると、あとでツケが回ってきますので、会計を軽視した方が、トータルの労力は大きくなってしまうと思いますね。
ですから、経営者はまず、考えることなく、盲目的にでも「会計を重視しよう。」と思ってくれればいいのです。
もちろん、売上上げることも同時に重視します。
両方をやるのです。そして、数字を信じること、敬うことですね。でてきた数字を信じて、それを素直に受けて、改善すべきを改善していく。
敬うというのは、数字は結果やそれにまつわる原因を教えてくれているのですから、それを無碍にしたり、操作して変えようとしたりそういうことをしない、ということです。
決して数字に縛られる、支配されるということではないですからね。
編集後記
やりましたね、石川遼!すごいですね!昨日は久々にテレビでゴルフを見ていましたが、終盤追いつかれて流れも悪く、ダメかなあと思っていたら、最後の18番、舞台が用意されていたかのように、止まりそうでギリギリ入った劇的バーディーで優勝!本当にスター性のある勝ち方ですよね。まだ17歳でもう4勝ですからね...末恐ろしい感じです。久々ゴルフ見て良かったです!
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