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毎月の結果をいかに次につなげられるか?【実践!社長の財務】第309号

毎月の結果をいかに次につなげられるか?【実践!社長の財務】第309号

2009.10.05

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
 
週末は、年末に向け年末調整の改正についての原稿などを書いていましたが、年調がらみでは、今年は大した改正はないですね。

今年は、住宅ローン控除などが大幅に拡充されましたが、まずは、初年度は確定申告をしなければなりません。
年末調整は、来年からですね。

住宅ローン控除がらみで、源泉徴収票の摘要欄にいろいろ記載しなければいけないことが増えていますが...

わが社も、Excelで行なう給与計算ソフトを開発販売していますが、Excelなので源泉徴収票の改正対応が、結構厄介ですね。
でも、やらないと...
こんな感じのソフトです → http://www.tmcg.co.jp/
 
ということで、本日も、実践!社長の財務いってみましょう!

毎月の結果をいかに次につなげられるか?

先週も、読者であり知り合いであるアツイ社長(苗字ではないですよ)から、メールをいただきました。
ありがとうございます。一部、紹介させていただきます。

「『単年度計画は何が何でも達成させるとの闘争心が大切!』との言葉、本当にその通りです。

社長や幹部が、これを失くしたら企業の成長は終わりです。

現状の景況では困難は多々ありますが、“闘争心”だけは忘れてはならないと思います。

・・・・中略・・・

社員全員が常に、新しい事に果敢に挑戦する姿勢を大切に、下期をスタートします。この挑戦!挑戦!挑戦が大切なのですね。」

すごいですね。この挑戦!挑戦!挑戦の連発が。(笑)

でも、やはりこのぐらいの闘争心が必要だと思います。
特に社長は。

そのためには、毎月、毎週あるいは毎日、数字を確認することです。実績と計画あるいは前年を対比することです。その差異を分析し、対策を立てることです。

数字ばかり追いかけて・・・と眉をひそめる方もいるかも知れませんが、ビジネスをやる以上、これは必要なことです。

なぜならば、会社のお金が足りなくなれば、会社は倒産してしまうからです。

正直、誰も助けてくれないのですから...
自分たちで守るしかありません。

会社は、ずっと継続していくことが究極の目的です。
今はいい内容の会社でも、ずっとそうである保証はないのです。

ですから、常に数字を確認していくのです。

毎月数字を確認し、計画と比較し、差があれば、その差を次の月、あるいはそれ以降に、どう埋めていくのか、

それを考えられるか、考えて再度次月以降に組み込むことができるか、それを実行していけるか...

これが毎月の月次会議のポイントです。

過ぎてしまった過去を、どうこれからにつなげるか、ですね。

こういうことを毎月きちんとやっている会社は、強いです。
社員全員、あるいは幹部全員で毎月、実績検討会議をやること。

是非、やっていない会社は、実行して欲しいと思います。

編集後記

日曜日は、ある高校の文化祭で、生徒が行なう模擬店を擬似会社形式で運営するという企画の、決算監査にボランティアで行ってきました。
 
擬似会社とはいえ、簡易の定款を作って、出資を募り、売上・経費の集計から、実際の現金の照合、決算書の作成、税金・配当金、残余財産の分配計算まで、結構本格的なものです。
 
簡単に終わるかと思っていたら、文化祭終了後5時間もかかってしまい、生徒もこちらもヘトヘト...という感じです。

でも、皆、疲れた中、慣れないことをよく頑張りましたよね!
きっと将来、活かせると思いますよ。

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