実践!社長の財務
火災保険料が、来年1月から大幅値上げ!【実践!社長の財務】第315号
2009.11.16
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今回は、来年1月から火災保険が、大幅に上がる、という情報を書かせていただいています。ただし、全部が全部上がるわけではありません。
下記の記事を参考にしていただければと思いますが、詳しくは皆様が加入の損害保険会社または代理店にお問い合わせください。
なお、弊社の顧問先や親しくおつき合いいただいている方は、弊社にお問い合わせいただければ、御社の火災保険は上がるかどうか、およびその対策について、アドバイスさせていただきます。
ということで、本日も、実践!社長の財務いってみましょう!
火災保険料が、来年1月から大幅値上げ!
私もよく知らなかったのですが、来年1月から約6割の方が、火災保険料が大幅値上げになるそうです。
これは、平成22年1月1日から損害保険各社の火災保険の料率体系が、見直されることが原因です。
詳細は割愛しますが、火災保険の計算の基になる「構造区分」が変更になることによります。
例えば、現在のA構造(コンクリート造等)とB構造(鉄骨・鉄筋造等)が、一緒になって、新たな区分である T構造 になります。
これによって、従来、A構造(コンクリート造等)だった建物の保険料が大幅に上がることになります。
また、同様に、C構造(木造モルタル等)とD構造(その他)が一緒になって、新たなH構造になって、C構造(木造モルタル等)のものが上がることになります。
ただし、保険会社によっては、上がり方がずい分違ったり、逆に若干下がる会社などもあります。
まずは、御社や貴殿の加入されている火災保険について、その保険会社や代理店に問い合わせてみてはいかがでしょうか?
値上げを回避する1つの方策としては、今年中に長期契約の保険に入り直してしまう、ということも考えられます。
また、保険会社によって、かなりの格差が出てくるようですので、有利な保険会社に乗り換える、という手もあると思います。
ただし、乗り換える場合などは、なかなか今の保険会社には相談しづらいですね...
そんな時は、保険のコンサルタントや、複数の保険会社の商品を取り扱う保険代理店に相談するのがいいですね。
弊社の顧問先の方は、弊社の担当にお問い合わせください。
ということで、12月までですので、是非、保険証券を出してみて、検討されることをお奨めします。
上記のとおり、コンクリート造と木造モルタル等の建物の保険料が上がる可能性が高いです...
編集後記
そろそろ忘年会のスケジュールが、どんどん埋まっていく時期ですね。バッティングなどもありますが、よくもまあ、毎日うまい具合に埋まっていくなあ、とスケジュール見ながら感心しています。我ながら。でも、週に1日、2日はあけないと、またまた、足の親指がうずいてきそうです...
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