実践！社長の財務
強く思う・考え抜くことが大事【実践！社長の財務】第395号
2011.05.30
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今日明日で、５月も終わりです。
私どもの業界では、３月決算の申告期限です。
３月決算の会社は、本当に多いですね。どうして皆横並びに３月決算にするのか？連結しやすい、比較しやすいというのは、わかりますが、これだけ業務が片寄ると、かなり支障も出てきますね。もちろん、万全は期していますが．．．。
また、３月決算は申告期限の延長も多いものです。
会計監査を受けて、株主総会をやる会社が多いですから、１カ月間、申告期限を延長することが認められています。
ただし、注意しなければいけないのは、消費税の申告ですね。
これだけは延長できませんので、申告しないと無申告加算税がかかってきます。
延長している会社の皆様、消費税の申告あと２日、忘れないでくださいね。
ということで、本日も「実践！社長の財務」いってみましょう！
強く思う・考え抜くことが大事
業績を上げる、目標を達成するには、どうしたらいいのか？
もちろん、会社の状況や、業界や外部環境もあるので、一概には言えません。
しかし、根本のところでは共通していると思います。
まずは、目的・目標を明確に決めること。
何のために、どういう状況を目指すのか！？どうなりたいのか？
目標は、数字で表わす。
そして、その達成を強く思い、そのためにどうしたらいいかを、徹底的に考え抜くこと。
そして、それを実行する。
すさまじい熱意と努力と執念で。
いろいろあるかと思いますが、本質はこれしかないんじゃないかと思います。
これに目標達成度合いを計る仕組み＝会計があり、この仕組みを、公明正大に、有効に機能させる。
結果をスピーディーに正しく把握し、それを次の行動に活かしていく。
このようなＰＤＣＡの仕組みを、作り上げていけば、自ずと業績は上がり、目標を達成することができるのでは、ないでしょうか。
特に、強く思い続けること、どうしたらできるかを寝ても覚めても考え抜くこと、これが最も大事なのでは？と私は思います。
編集後記
長い雨ですね。気分も憂鬱になりがちですが、それは考え方次第。雨が憂鬱なのではないですね。雨が降ると憂鬱、と自分が勝手に思っているだけ。事実は、ただ単に空から水が落ちているだけ？マイナスな思いを心に持ち込まず、週明け今日も元気にいきましょう！
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