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実践!社長の財務

月次を1日に出す方法を考える【実践!社長の財務】第398号

月次を1日に出す方法を考える【実践!社長の財務】第398号

2011.06.20

皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。

税制改正について、6月末まで「期限切れ特別措置の延長」がはかられていましたが、それについて先週動きがありました。

【現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための所得税法等の一部を改正する法律案】として、先週、新たな法案として国会に提出され、6月16日の衆議院で可決されました。

この法案の中には、当初税制改正案のうち、雇用促進税制等の「政策税制の拡充」や、年金所得者の申告不要制度等の「納税者の利便性向上」、消費税の仕入税額控除に係る95%ルールや事業者免税点制度の見直し、などが盛り込まれております。

6月末までには、成立する見込みです。
詳しくは、また来週にでも紹介できればと思います。

ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!

月次を1日に出す方法を考える

先週、月次決算を1日に出す、ということを書きましたが、いくつか、ご意見をいただきました。
 
それができればすばらしいが、現実的にはなかなか難しい、という、反響が多かったです。

確かに、1日に月次決算を出すのは難しいですね。

でも、1日に月次が出せて、月次の業績会議ができれば、

その月は、丸々1カ月間、前月までの実績を踏まえて、

リアルな目標数字と行動計画に基づいて、フルに活動ができるんです。

これは、企業活動にとって非常に大きいのではないでしょうか?

もし、そう思っていただけるのであれば、
 
1日に月次決算を出すには、どうしたらいいかを考えてみてはいかがでしょうか?

本決算ではない、月次決算なのですから、やり方はあると思います。

月末までに、できるだけの処理をやっておいて、翌月初にはこれだけやれば、月次が確定する、という状態にできればいいのです。

それには、どうしたらいいか?

会計処理1つ1つについて、検証してみることです。

今月も月末に近づいてきましたね。是非、この1週間、考えてみてください。

来週、またこのことについて、私も考えて書きたいと思います。

編集後記

週末は久々に家にいました。貯まった原稿が書けるな、などと思っていましたが、なかなかそうはいかないもんですね(笑)。

つい、いろいろなことをしてしまい、ようやく日曜日の夕方からしゃかりきになりました。切羽詰まらないとやらない...これはなかなか直らないですね。

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