実践!社長の財務
日々、採算を管理する【実践!社長の財務】第401号
2017.06.11
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
梅雨が明けましたね!
夏生まれの私としては、夏は大好きです。
ちょっと今年は暑くなりそうですが、それだけビールもうまい!ということで。
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
日々、採算を管理する
月次を1日に出す、ということをここ何回か、書いています。
ただし、誤解しないでいただきたいのは、1カ月分を1日で集計するという意味ではない、ということです。
月次決算は、毎日毎日の積み重ねで、出るものです。
1カ月まとめて、ようやく実績がわかった、というのではダメなのです。
毎日毎日の数字がわかっていて、その累計として月次の数字が出る、ということに過ぎないのです。
日次の累計の確認のようなものです。
そのためには、当然、毎日毎日の集計をしていかなければいけません。
売上、仕入、粗利、経費などの日計表を作ります。
小売業などだったら、必ず作っていると思いますが。
日計だけでなく、日計累計も作ります。
エクセルならば、日計を入れれば、自動的に1日からの累計も出るようにしておけばいい、だけです。
この日計累計の、月末の累計が月次ということですね。
毎月の利益というのは、日々の累計なのですから、常に毎日、どうだったのか、このまま行けば、今月の着地点はこのくらいになりそうだ、ということがわかっていないといけません。
採算は日々作られる、ということですね。
毎日毎日、採算を見ていれば、目標に達しそうもない時は対策も早くから打てる、ということです。
月次は、日次の累計の結果、ということを是非、意識しておいてください。
編集後記
先週7/7は、「強い会社の作り方」セミナーやりました。当日欠席もあり、45名と50名を下回りましたが、大変盛況なセミナーになりました。ご参加いただいた方、ありがとうございます。
今回は久しぶりということ、かつ時間も短かった(1時間)ので、基本的な考え方のお話をしました。具体的な、やり方というわけではありませんでした。
その点で、何人かの方から、もう少し踏み込んだ内容を期待している、というような意見もいただきました。
確かに、いろいろなレベルの方がいるようだったので、基本的な考え方にしましたが、言われてみればそれもわかります。
今後のセミナーでは、より具体的に突っ込んだ、強い会社を作るセミナーをやっていきたいと考えています。
9月以降やりますので、是非、皆様ご参加いただければ嬉しいです。
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