実践!社長の財務
お役に立っているかどうかは、数字で判断する【実践!社長の財務】第437号
2012.03.19
おはようございます。
税理士の北岡修一です。
確定申告も終わり、いよいよ年度末ですね。
この時期は、何となく落ち着きがない時期です。
年度末に向けてやり残したことはないか、新年度に向けての計画や準備は大丈夫か、など
いろいろ考えたり、最後の追い込みをしたり、しないといけないですね。
是非、頑張ってください!!
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
お役に立っているかどうかは、数字で判断する
会社を立ち上げたからには、お客様や世の中のお役に立たなければいけないですよね。
お客様や世の中の支持がなければ、会社はやっていけませんし、
第一、存在意義がなくなってしまいます。
どの程度お役に立っているのか、それを判断するには、会社の売上高を見ればいいのです。
お客様に支持された結果が、売上高に反映されているのです。
数字だけじゃないよ、と言うかも知れませんが、ボランティアではないのですから、数字に反映されなければ、真にお役に立っているとは言えないのです。
仕事をして喜んでいただき、自らすすんでお金を支払っていただけるくらいまでやって、初めてお役に立てているんだな、と思わなければいけません。
お客様の立場から考えれば、これをやってもらって、これを買うことができて、本当に便利だったり、必要不可欠のものだったりしたら、どう思うでしょう?
なくなったら困りますよね?
そうしたら当然、それに見合ったお金を払いたいと思うはずです。
それが売上になるわけです。
さらに、お客様のお役に立ち続けていくためには、会社が安定した経営をしていかなければなりません。
資金繰りが、きちんと回っていかないといけません。
そのためには、利益が必要です。
ですから、継続してお客様のお役に立てていけるかどうかは、利益の数字を見ればいいのです。
売上が上がっても、利益が出ていないということは、今はお役に立てているかも知れませんが、未来永劫お客様のお役に立っていくことは、できない、
ということになります。
数字というのは、明確にそれを示してくれています。
その数字を信じて、数字からのメッセージを素直に受け取って、経営を見直していくようにすること。
それが、会計の役割でもあるわけですね。
編集後記
卒業式のシーズンですね。土曜日はうちの娘も中学の卒業式。私は残念ながら仕事で行けず...籠って原稿執筆でウンウン唸っていました。やはり行けなかったのは、ちょっと後悔ですね...。
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