実践!社長の財務
B/Sをシンプルにしていく【実践!社長の財務】第441号
2012.04.16
おはようございます。
税理士の北岡修一です。
いつも直前でしかご案内していませんが、私どもでは毎月ビジネス交流会をやっています。
4月は明後日、17日18:30~です。
4月から第6期新年度です。もう丸5年も続いているというのは、自分でも驚きです。
いるメンバーがいいので、続いてきたんだろうなあ、と思います。(読んでいる人もいますが、ホントお世辞抜きで。笑)
異業種交流会、少しでも興味ある方で来られる方、巻末にご案内載せておきますので、是非、お気軽にいらしてください。
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
B/Sをシンプルにしていく
私はよく自分の会社のB/Sを眺めています。
(B/S=Balance Sheet=貸借対照表)
どうしたらもっと良くしていけるだろうなあ、と思いながら。
できるだけB/Sは、シンプルにしていくことが大事です。
ゴチャゴチャといろいろな科目があるのは、会社が混乱している証拠でもあります。
混沌としながら、成長している過程、という場合もありますが、ほとんどの場合は、いろいろなことに手を付け、いろいろな問題が山積している、ということが多いですね。
貸付金があったり、立替金があったり、前渡金があったり、取れない売掛金、未収金があったり・・・
B/Sがシンプルであるかどうかは、社長の頭が整理されているかどうか、にかかっている、と言ってもいいのでは? と思っています。
社長の頭が整理されれば、打つ戦略も明確になってくるでしょう。
気持ちが落ち着いて、どっしり構えた経営ができるでしょう。
さらに、B/Sがシンプルになるということは、会社の余裕も出てきますから、様々な展開をしていくことが可能になってきます。
お金をどのように使ったらよいか、どの位使えるのかもわかりやすくなってきます。
B/Sをきれいにするというのは、事業の打つ手をいろいろ考えられる、というのが一番大きな効用ではないでしょうか?
もちろん、表面的にきれいになるだけではダメです。
資産が、純資産が充実してくる、ということが前提です。
不要な資産を処分し、回収し、発生しないようにすることによって、それが可能になってきます。
もちろん、本業が利益を出していく、ということが必要ですが、それすらもB/Sから考えていくことができるのでは、ないかと思っています。
来週は、B/Sからいかに利益を出すことを考えていくか、それについて書いていきたいと思います。
編集後記
巻頭に書いたビジネス交流会、東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部(略称:TMBC)と言います。
小さい会社から大きい会社まで、いろいろな会社の方が来ていますので、是非、お出でください。
特に、初回参加は、無料ですので!
会の様子&お申し込みは、下記サイトから。
→ http://www.tmbc.co.jp/
では、お待ちしております!!
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