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実践!社長の財務

儲かっている会社=信頼関係のある会社【実践!社長の財務】第446号

儲かっている会社=信頼関係のある会社【実践!社長の財務】第446号

2012.05.21

おはようございます、ではなく、こんにちは、ですね。

税理士の北岡修一です。
週末から今日にかけて、あるグループの旅行会で、紀伊半島、南紀白浜から、熊野古道、南紀勝浦、そして伊勢の方まで行ってきました。

神様づくし、本当にいい旅行でした。

ということで、先ほど帰り、遅くなってしまいましたが、急ぎ、本日の「実践!社長の財務」いきます。

儲かっている会社=信頼関係のある会社

長年、税理士をやってきて、中小企業を見ていると、「儲かっている会社」と「儲かっていない会社」の違いが、何となく見えてきます。

誤解を恐れずに言えば、それは「信頼関係」の強さなのではないかと思います。

何の信頼関係かと言えば、それは社長と社員の信頼関係です。

社員が、社長の人間性について信頼感を持っているのは、これは当然でしょう。これすらなければ、会社は遅かれ早かれ、破綻してしまいます。

より重要なのは、社長の方針や戦略、経営の方向性に対する信頼感です。

社員が皆、これを持っているかどうか?
 
社長が目指す方向に、「よし、俺たちもそれに向かってやってやろう!」と思っているかどうかなのです。

これを社員が強く思っている会社というのは、意外と少ないように感じます。

社員が一丸となってやっていく会社です。
そうなれば、会社はどんどんいい方向に行きます。

実績も上がり、儲かる会社になっていきます。

多いのは、何か違うような気もするけれど、社長が言うから、とりあえずそういう方向でやっていこう、という会社ですね。

社長に対する絶対的な信頼感がないのです。

これでは、やはり会社は儲かる方向には行きません。

すべての社員が無理でも、幹部だけでも、社長の方針に対する信頼感があれば、会社はいい方向に動いていくものです。

そしてもう1つの信頼は、社長が社員を信頼しているかどうか、です。
社員を信頼していない社長というのは、これまた意外と多いですね。

いつも社員のことを、ボロクソに言ったり、ボヤいたりしている社長です。

そういう会社では、士気も上がりませんから、当然、儲からない会社になっています。

社長と社員の信頼関係があるかどうか、これが組織として「儲かる会社」になるかどうかの、キーポイントだと思います。

信頼関係があるからこそ、社長は社員にすべてをオープンにする。

信頼関係があるからこそ、チームやプロジェクトの採算を本気で追求しようとする。社長の提示するビジョンを信じて、それを達成しようと努力する。

こういう好循環が、儲かる会社になっていくんですね。

「儲かる」という字は、信者と書きます。
お客様が会社の信者(ファン)になっていただくことが、儲かる道に通ずるんだ、というように言われています。

それはそれでいいのですが、その前に、社長と社員がお互いに「信ずる者同士である」ということの方が、まずは重要ではないでしょうか?

それがあって初めて、お客様を信者にしていくこともできるのだと思います。
 

社長と社員が、強い信頼関係で結ばれている会社ほど、強くて、気持ちいい、そして儲かる会社になれると、確信しています。

編集後記

今朝の金環日食、皆様見ましたか?東京の方はどうでしたか?
私は、何と、鳥羽の海に昇るすばらしい金環日食を見てきました!
若干曇りましたが、逆に雲が光をブロックしてくれて、専用メガネなしでも良く見えました。大勢の仲間と一緒に見れたので、感激倍増でした!

ということで、これから仕事行ってきます。

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