実践!社長の財務
構成要素の1つ1つをプラスにしていく!【実践!社長の財務】第460号
2012.08.27
おはようございます。
税理士の北岡修一です。
8月も今週で終わり。来週からは9月ですね。
私どもの法人は、8月が決算。
今、皆で来期の計画を作っています。
やはり新年度を迎えるというのは、新たな気持ちで気が引き締まりますね。
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
構成要素の1つ1つをプラスにしていく!
会社を黒字にし、さらに利益率を高めていくには...
構成要素の1つ1つをプラスにしていく、
そして、その全部をプラスにすることを考えていくことです。
構成要素には、いろいろな切り口があります。
各部門、各営業所、各商品・製品、各事業、各サービス・・・
それぞれを、全部プラスにしていくのです。
それぞれがプラスになれば、当然、会社全体はプラスになりますよね?
会社の戦略によっては、赤字の部門もあるかも知れません。
これからの成長部門だから、とか
この部門の貢献によって、他の部門が黒字になっているのだ、とか...
ただ、だから赤字でもいいんだ、というように思っていると、それに甘えてしまう、安易に赤字を許してしまうことになります。
結果、全体が赤字になりやすい、利益率の薄い会社になってしまいます。
どんな部門(構成要素)であろうと、黒字を目指す。
赤字ではいけないという意識を持つ。
そして、すべてをプラスにしていく。
私は、この考え方が重要ではないかと思っています。
これは、上記のような構成要素に限りません。
たとえば、受注1件1件を、必ずプラスにしていく。
利益率 何%以上を取っていく。
これも大事なことです。どんな案件でもプラスが見込めない限りはやらない、と決めるとか。
また、毎月毎月をプラスにしていく。
毎日毎日をプラスにしていく。
午前、午後、夜を、全部プラスにしていく。
顧客1件1件をプラスにしていく。
営業1人1人をプラスにしていく。
いろいろ考えられると思います。
御社に適した「構成要素」は、どのように見たらよいでしょうか?
是非、考えてみて、その1つ1つをプラスにし、
さらに、利益率を高くしていきましょう!
必ずや、会社全体ではすばらしい業績になってくるのではないでしょうか?
編集後記
うちには猫のフェニー(本名:フェニックス)がいるのですが、この暑さで完全に夏バテ。今はペットの病院に短期入院していますが、ちょっと心配ですね。もう18歳ですしずい分弱ってきてしまっているなあ、という感じですね。今日、元気に戻ってきてくれるといいのですが...。
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