実践!社長の財務
経営計画達成を当たり前にしていく【実践!社長の財務】第471号
2012.11.12
おはようございます。
税理士の北岡修一です。
にわかに解散風が吹いてきましたね。
先週も書きました税制改正論議、毎年12月10日過ぎには税制改正大綱が出てきますが、
その時には既に解散済みで、選挙戦真っ只中?
税制改正大綱は、どう扱われるのでしょうね...。
また税制改正の先行きが、わからなくなってきました。
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
経営計画達成を当たり前にしていく
下の方に書いてありますが、今週水曜日、「経営計画必達セミナー」をやります。
まだいらしてない方、ご都合よければ是非、来てくださいね。
経営計画必達、などと言っていますが、一番のポイントは、
目標を達成するのは「当たり前」という組織風土を作ることです。
目標を達成できるかどうかは、これは非常に重要なことだと思いますね。
たとえば、会議は時間通りに始まるのは「当たり前」という会社は、始まる時間前には皆集まっており、1分でも遅れたら、入ってくるときに非常に気まずい思いをします。
その会社では、それが普通です。
一方、いつも会議が遅れて始まる会社は、定刻になっても誰もいません。少し時間が過ぎると、パラパラと集まってきます。
大方集まってくると、「おー、誰々はどうしたぁ?」とまだ、来ていない人のことを聞きます。
「なんか、前の打ち合わせが延びてるみたいですよぉ。」と、当然のような返答。
「じゃあ、とりあえず始めてるか...」
みたいな、とってもノンビリした雰囲気が、当たり前の会社もあるのです。
どちらも、その会社にとっては、日常であり、それが普通なのです。
決してどちらがいい悪いではなく。
目標達成、経営計画必達も、それと同じことですね。
目標達成するのが当たり前の会社は、達成できていない部門に対して、
なぜ達成できていないのか、
では、今月はどうしたらいいのか、
ということがテーマになります。
皆で何とか達成させようと、アドバイスをします。
達成できている部門に対しては、それが普通なので特に大きく取り上げたりはしないのです。
逆に、目標達成しないのが当たり前?というか、その方が多い会社は、
目標達成をすると、ものすごい賞賛になります。
目標達成できていなくても、80%も達成していれば、よく頑張っている、という評価になります。
それ以下の部門に対しては、そういう状況なら達成できなくても、しょうがないから、できるだけ頑張れ
ということになります。
これがこの会社にとっては、普通なのですね。
このように、会社の組織風土、雰囲気(つまるところ社長の考え方によるのですが)によって、経営計画達成度合いは、まったく変わってきてしまいます。
経営計画や目標を、会社の中にどのように位置付けるのか、にもよるのでしょうが、
立てた経営計画は、絶対に達成したい、というのであれば、そのような雰囲気、組織風土を作っていくことが大事ですね。
それは、もう普段の言動、考え方にかかっています。
まずは、そういうところからやっていくこと、会社のありたい姿を「当たり前」にしていくことが、とても大事だと思いますね。
編集後記
もう早くも11月第3週。12月のカレンダーとにらめっこしながら、今年やるべきことなどを、早目に入れたりしています。忘年会の2/3ももう決まった感じですかね。ちょっともうこれ以上は入れたくないなと思いますが...。
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