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実践!社長の財務

月末からもう翌月のことだけを考える【実践!社長の財務】第482号

月末からもう翌月のことだけを考える【実践!社長の財務】第482号

2013.01.28

おはようございます。
税理士の北岡修一です。

先週24日木曜日、2013年度の税制改正大綱が発表されました。

注目の相続税はついに、基礎控除が6割水準に下がり、増税になります。
今後、多くの人が、相続税対策をする必要が出てきそうです。

法人の方でも、交際費の限度額が800万円に上がったり、その範囲で全額損金に算入できるようになったり、さらには、給与を上げると税金を減らす、というような措置も入りますね。

雇用促進税制なども倍増されていますから、正に景気をいい循環にしようという意図がよく表れています。

是非、新税制を活用すべく、税制改正の勉強もしてください。

折に触れ解説していきたいと思います。

ということで本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!

月末からもう翌月のことだけを考える

先週、京セラのアメーバ経営では、毎日12時に締め、日次で数字を出して、毎日反省と翌日の対策を考えている、 

という話をしました。

これは月次においても、そうです。

毎日数字を出していますから、月末はその日の数字を加えたその日までの累計が、月次の数字になるのです。

月末にはもう、月次が出ている、ということですね。

それも、月末の12時に締めますので、月末の午後からは翌月の会議が始まります。

まだ、最終日の集計は出ていないでしょうが、毎日毎日集計していますから、最後の日がどのくらいだったかは、大よそわかります。

前日までの累計に、その大よその数字を足せば、月次の数字が出るのです。

これを基に翌月の会議をするのですね。

それも、毎日数字を出して反省-対策をしていますから、月次の数字が出たとしても、過ぎた月がどうだったかを細かくやる必要はありません。

月末の午後からは、もう翌月のことしか考えていない、と言ってもいいのではないでしょうか。

翌月10日に月次を出して、思い出せない前月のことを、ああだ、こうだと言っているのと比べると、スピードの差は、歴然ですね。

どちらが、計画を確実に達成して、業績を上げていくことができるかは、明らかだと思います。

やはり会計、数字は、経営に活かしてこそ、ですね。

何のために数字を集計するのか、月次を出すのか、それをよく考えて、経営に、目標達成に活かせるような使い方をしていかないといけないですね。

是非、一緒に考えていきましょう。

編集後記

先週の26日(土)には、もう税制改正のセミナーをやってきました。個人の住宅や不動産に関するセミナーです。

24日に発表されたばかりの改正を、2日後にセミナーでやるのは、大変ですが、改正内容は連日新聞に出ていますからね。

また、最近は新聞のネット版はじめ、様々な情報がネットで取れますから、テキスト作るのもネットからコピー&ペーストで、効率よく作れてしまいます。

本当便利な時代になったと思いますね。こんな時代に情報が遅い、という方が逆に問題になってくるのではと思いますね。

私たち専門家は、日々の情報収集が本当に大事だと思います。

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