実践!社長の財務
伸びるベンチャーを見極めるポイント【実践!社長の財務】第504号
2013.07.01
おはようございます。
税理士の北岡修一です。
いよいよ7月になりました。
今年も半分終わり、後半に入ったということです。
うちの業界は、年の前半が繁忙期。後半、とくに最初の3カ月くらいは落ち着いているという感じ...
ですが、今はとてもそういう状況じゃないですね。
スポットがたくさん入って、結構バタバタしている感じですね。
ありがたいことだと思います。
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
伸びるベンチャーを見極めるポイント
伸びるベンチャーを見極めるポイント、というものを自分なりに、考えてみました。
税理士として、今まで30年間、いろいろな会社・社長を見てきましたが、その中で感じたことです。
1.社長の思いが純粋であるかどうか
どうしてこの会社を作ったのか?
この会社を作ってどのようにしていきたいのか?
何を目指していくのか?
やはりその思いが純粋であるかどうかですね。
伸びる会社の社長はやはり目が輝いていますよね。
そういう社長にお会いすると、こっちもファイトが溢れてきますよ。
2.目標が明確であるかどうか
伸びる会社の社長は、目標が明確ですね。
売上であったり、シェアであったり、どこどこ一であったり、どの分野ではNO.1であったり...。
それを普通に言う、平気で言うような社長ですね。
そんなすごいことをよく平然と...などこちらはビックリしますが、社長にとってはそれは1つの通過点に過ぎないんですね。
3.全社一丸となっているか
社長の思いと情熱があって、それが全社員に乗り移っているような会社。そういう会社が伸びていくんではないでしょうか?
そのような会社に行くと、社員皆が元気で明るくて、圧倒されるようなところがありますね。
そういう会社に数字がついてくると、ガンガン行きますよ。
4.ハードな仕事をしているか
やはり伸びる会社は、社長を筆頭に皆ハードな仕事をしていますよね。
決して強制されて仕事をしているのではなく、思い+目標+全社一丸の状態であれば、知らぬ間にハードな仕事をしている、
という状態になるのでは、と思います。
やはり思いや言っているだけではダメ、圧倒的な努力があってこそ伸びていくのです。
5.儲かる仕組みになっているか
最後は冷静に、その会社の事業が、儲かる仕組みになっているかどうか、です。
いくら思いが純粋で、皆が一丸となってハードにがんばっても、そもそも仕組みが儲からないのであれば、会社は伸びません。
集客方法、価格、継続性、粗利率、固定費などを勘案して、やればやっただけ儲かるようになっているかどうか、です。
編集後記
今年は富士山に行こうかな、と思っているのですが、行こうとしている日の天気が問題ですね。何せ梅雨ですから...といっても週末はいい天気でしたね!
メルマガ【実践!社長の財務】登録はコチラ
⇒ https://www.mag2.com/m/0000119970.html