実践!社長の財務
「事業は人なり」といかに両立させるか【実践!社長の財務】第512号
2013.08.26
おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今朝は、久しぶりに涼しい気がしますね。
天気予報見たら、東京の最高気温も30度届かないようで、今日は過ごしやすいかも知れません。
8月も最終週ですね。夏休み気分もそろそろ吹き飛ばし、今日も、頑張っていきましょう!
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
「事業は人なり」といかに両立させるか
この2回「経営は数字がすべてである。」ということを考えていました。
メルマガには、わかったようなフリ(笑)をして書いていますが、実は私も一生懸命「こういうことでは、ないだろうか?」と
考えながら書いているのです。
私も、数字を扱う仕事でありながら、「数字がすべて」と言い切ってしまっていいのだろうかと、躊躇する気持ちもありました。
でも、やはりよくよく考えれば「数字がすべて」なのです。
いくら経営理念にキレイごとをうたっても、いくらお客様に感動されるいい仕事をしたとしても、
利益が上がらず、お金が回らなくなってしまったら、経営は立ち行かなくなってしまいます。
世間に惜しまれつつも、倒産してしまうのです。
銀行だって、事業の目的や意義には大いに賛同してくれたとしても、まったく赤字の事業だったり、将来も数字が良くなり利益が上がることが見込めないのであれば、
絶対にお金は貸してくれません。
相手も経営をしているのですから、致し方ありません。
最後は、数字がすべてなのです。
「経営は数字がすべて」というのは、経営はそんなに甘いもんじゃありませんよ、ということを言っているのです。
これを踏まえた上で、「事業は人なり」「人の心をいかに動かすか」ということだと思います。
事業を行うのは、人ですから、そして人が一生懸命やってくれるのは、人の心がそちらに向くかどうかに、かかっているのです。
「経営は数字がすべて」と「事業は人なり、人の心なり」は、
決して矛盾するものではなく、これをいかに両立させていくかが、
経営者の役割なのだと思います。
編集後記
今週末は当社の決算であると共に、私の年輪がまた1つ増えてしまう時でもあります。ですからこの時期は毎年、次の1年をどのようにしていこうか、ということを一生懸命考えています。
週末も来期の構想を考えてましたね。もちろん、最後は数字でね(笑)。
最近「半沢直樹」見ています。面白いですね!今日のメルマガにもちょっと影響しているかもしれませんね...(笑)。
メルマガ【実践!社長の財務】登録はコチラ
⇒ https://www.mag2.com/m/0000119970.html