実践!社長の財務
会社に命を吹き込む人【実践!社長の財務】第630号
2015.11.30
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
税制改正大詰めになってきましたが、どうやら法人税は20%台に入りそうです。
これは国際競争力をつけるためにも、必要なものです。
金持ち優遇などと言われることもありますが、法人税が下がることで景気の循環を良くして、国民全体に恩恵が行くような形にならないといけないですね。
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。
会社に命を吹き込む人
会社は法人格というものがありますが、当然、人ではありません。ですから会社自らが意志を持って、考える、何かをするという訳ではありません。
当然、そこに所属する人が、法人格を成していきます。
その最たるものが社長ですね。その会社を立ち上げあるいは引継ぎ、会社を動かす最終意思決定をする人です。
それが通常は社長です。
会社が意志を持って生き続けていくには、社長が常に会社のことを考えていないといけません。
社長が会社のことを考えなくなってしまうと、会社は半分以上死んでいるような状況になってしまう、のではないでしょうか?
だから社長は、会社の営業時間中はもちろん、仕事が終わっても、休日であっても会社のことを考え続けていなければいけません。
社長が思考をストップしてしまうと、会社も進化を停止してしまうからです。
その位、社長というのは会社にとって重要であるとともに、会社を作ったからには、そのくらいの覚悟を持ってやらないといけない、ということです。
いつも顧問先の社長を見ていても思いますし、自分でもそうやっていますが、本当に社長というのは過酷な仕事ですね。
もちろん、社員の皆がいるから、社長がいなくても会社は動いていますが、それは日常業務の範囲だからです。
会社は常に進化していかなければいけませんし、突発的なこともしょっちゅうあるものです(そうなると突発とは言いませんが)。
だから、日常業務は大丈夫であっても、常に思考が働いていなければ、いけないということになりますね。
社長がそれができなくなるようであれば、そろそろ交代を考える時かも知れません。会社を作りたての時とか、困難な状況にある時、成長に向かって突っ走っている時、そんな時は意識せずとも、常に頭は会社のことばっかりです。
それこそが、社長である証です。
社長がそうでなく、他の人がそういう状態であれば、実質的な社長は他の人、ということです。
会社は、特に中小企業は98%が社長で決まる、というのは正にそのことですね。
社長!頑張ってください!
編集後記
なかなかマイナンバー来ないですね...うちは渋谷区ですが、11/12には郵便局に引き渡しているとHPに出ていますが。問い合わせの電話をしてみましたが、混雑でまったくつながりませんでした...。
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