実践!社長の財務
IT投資に遅れるな【実践!社長の財務】第692号
2017.02.06
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
最近、いたるところでAI、IOTの話を聞きますね。それだけ、急速に世の中に浸透してきているのだと思います。
経理や税務申告の業界などは、真っ先にその恩恵?を受け、自動化され、人のやる仕事はなくなっていくでしょう。
今年の税制改正でもAI、ビッグデータ関連の研究開発も、税制優遇の対象になるようですし...。
これからどのようなスキルが必要なのかを、よく考えていく必要がありますね。
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。
IT投資に遅れるな
冒頭でも述べましたように、今後、AI、IOTというものは急速に進んでいくでしょう。
先週、そのようなミニセミナーを聞く機会がありましたが、その進化のスピードは、思っている以上に早い、ということです。
2045年には、AIが人間の脳を超えてまったく違った世界になってくる・・・2045年問題が既に予測されています。
それはさて置き、各企業においてもIT投資というものは、今まで以上に積極的に考え、実施していく必要があると思います。
今年度の税制改正でも、中小企業に対して「経営力強化税制」というのも入り、ソフトウエアについても税制優遇措置がされています。
70万円以上のソフトウエアについて、即時償却または最高10%の税額控除を受けることができます。
こういったものも、活用して欲しいですね。
さらに、先月末1/27より「IT導入補助金」の申し込みが始まりました。
これは、中小企業・小規模事業者向けに、ITツール(ソフトウエアやサービス等)の導入にかかる経費の補助をしてくれるものです。
金額的には、導入費用の2/3まで、最高100万円の補助をしてくれるものです。
IT導入支援事業者が間に入って、承認を受けたものが対象になります。
ソフトウエアの導入を検討している中小企業者は、是非、活用するといいと思います。
最高100万円の補助が出れば、躊躇していたソフトウエアの導入なども、やってみようという会社があるのではないでしょうか?
ただ、申込期間が2/28までと非常に短いので、すぐに行動を起こす必要があります。
上記のIT導入支援事業者を通じて、申請をしなければならないので、実際にはもっと締め切りが早くなります。
詳しくは、IT導入補助金の専用サイトをご覧ください。
→ https://www.it-hojo.jp/
会計や管理周りのソフトウエア導入でしたら、弊社にもお問い合わせください。
このような補助金は、これからも出てくると思いますが、それだけ政府も中小企業にIT導入に力を入れて欲しい、ということです。
ウカウカしているとどんどんAIの波に押されて、仕事がなくなっていってしまう可能性もあるなと、本当に思います。
是非、常にアンテナを張って、情報収集をしていきましょう!
編集後記
金土日とセミナー3連チャンをやってきました。最後は野外セミナーということで、いつもとは違う環境で、これはこれで面白いものですね。それにしても寒い中、聞いてくれた方には感謝です!
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