実践!社長の財務
身の丈を知った拡大路線【実践!社長の財務】第727号
2017.10.09
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今日は体育の日で、お休みですね。
体育の日・・・運動会にはもってこいの天気です。
先日、私の関係している小学校の校長先生が、7日が運動会でしたが、親御さんやお爺さんお婆さんは遠くから飛行機で来る人もいるので、雨予報のため、2日前(5日)には早々と9日への延期を決めました、とおっしゃっていました。
流石ですね。楽しみに応援に来てくれる人たちのことも考えて、早目に決断する。勇気も要りますよね。
本当に今日は良く晴れて、良かったなあと思っています。
私も、応援に行きたいくらいですが(笑)。
ということで、早速、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします。
身の丈を知った拡大路線
企業は、成長発展を目指していかなければいけません。
これはどんな企業であっても、そうだと思っています。
成長発展とは、社員数が多くなる、売上が多くなる、というような、規模が大きくなることとは限りません。
作っている製品の機能や質の向上、どんどんお客様の役に立つ製品を作っていけるようになることもそうです。
サービスの質がどんどんすばらしくなっていくことも成長発展です。
うちは今のままを維持していければいいんだよ、という考えの現状維持というのは、結局は衰退につながっていきます。
世の中は変わっていきますし、お客様も変わっていきます。
ずっと同じお客様がいてくれる、ということはないでしょう。
個人であれば寿命がありますし、相手が法人なら中の人間はどんどん変わっていますし、成長発展しない企業とは付き合い続けていかないでしょう。
現状維持でというのは、そこから抜けていくことが多くなるので、結局は衰退ということです。
ですから企業は常に、今あるものを改善していく、新しいものを作っていく、新しいお客様を開拓していく、ということをし続けていく必要があります。
これを拡大路線というかはわかりませんが、やはり拡大していこう、という気概が必要なのではないでしょうか?
経営トップに、もっと大きくしていこう、とか、成長発展していこう、という気持ちがないと、企業は衰退の道を辿ってしまうのです。
ただし、拡大路線は身の丈を知って行う、ということも同時に大事なことです。
経営トップの身の丈以上の拡大を、急激に進めようとすると、企業破綻の道を突っ走ってしまうことがあります。
これはもう社長自身が自覚するしか、ないですね。突っ走っている時は、恐らく社長は回りの言うことを聞かないでしょう。
企業は社長の器以上には、大きくならない、と言います。
自分の器を見極めるのは難しいことですが、「常に謙虚にして驕らず」という姿勢が重要なのでは、と思います。
編集後記
すばらしい天気の日ですが、私は今日はリフォームイベントの中でセミナーをやりに、これから行ってきます。
イベントの方も、天気がいいので、たくさん来てくれると思いますので、頑張ってきます!
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