実践!社長の財務
どのような会社にしたいかを考える【実践!社長の財務】第776号
2018.09.17
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
今日は3連休の最後の日、敬老の日なんですね。
一瞬、何で休みなんだろうと思いましたが、そうなんです(笑)。
最近は9月15日、ということではないんですね。
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします!
どのような会社にしたいかを考える
社長が、どんな会社にしたいか、と思っていることは、実際にそういう会社になっていくものだなあ、ということは、いつも感じています。
これは財務、数値面においてもそうですね。
資金繰りに苦しまない、余裕のある会社にしたい、と思っていれば、徐々にそのようになっていきます。
本気で思っていることは、当然、そのように行動していくからです。
資金繰りをよくしていくためには、常に、支払よりも入金が先にあればよいのです。
仕入よりも、売上の方が多いのですから、入金が先にあれば、資金繰りは楽になるはずです。
だから、資金繰りを良くしたければ、単純に常に入金が先に来るようにすればいいのです。
考えてみれば単純なことなのですから、これをどのように実行するかを考えます。
入金を早くするには、現金商売が一番です。ただ、小売店や飲食店などでなければ、なかなか現金で売るということはないでしょうから、いろいろな方法を考えないといけないですね。
昨今のスマホ決済などは、正にそれですから、小売店や飲食店に限らず、是非、導入したいしくみです。
その他にも、資金繰りをよくしたければ、定期的な収入があることが重要な要素でしょう。
たまにしか入金がなければ、入金がない間は、資金繰りが苦しくなります。
そこで定額制や、会員制、月額引落しなど、安定収入があがるしくみを考えます。
先日読んだ、幻冬舎の本には、NewsPicks Bookという月額の会員制で、毎月本が送ってきたり、イベントに参加できるようなしくみがあるので、驚きましたね。
これも、出してみなければ売れるかどうかわからない、出版業界のしくみを変えるようなもので、かつ、資金繰りもよくしていくビジネスモデルですね。
ということで、資金繰り1つとっても、社長が考えるどんな会社にしたいかで、大きく変わってくるのです。
是非、理想的な会社を思い描いて、それに向かって、いろいろな施策を講じていって欲しいですね。
編集後記
2週続けての3連休。とりあえず前半は貯まったことをやる時間にあてました。後半は遊びにでも行きたいな、と思っていたら、既に2日間は予定が入っていました...母校の大学で、秋学期の最初の授業を受け持つことになっています。そうそうそれをしっかりやらないと!最近は休みでも授業があるんですね。
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