実践!社長の財務
自社の提供する価値とは?【実践!社長の財務】第790号
2018.12.24
皆様、おはようございます。
税理士の北岡修一です。
いよいよ今週で仕事納めですね。
悔いの残らないよう、今年やるべきことをやってしまいましょう!
ということで、本日も「実践!社長の財務」よろしくお願いいたします!
自社の提供する価値とは?
今年も終わりに近づいてきました。
今日は3連休、クリスマスイブですが、皆様、どうお過ごしでしょうか?
年末年始の休みもあるので、また、そこでじっくり考えればいいのでしょうが、来年、会社経営や自分の仕事をどのような方向に持っていくのか、年末年始は、静かにじっくり考えたいものですね。
昨今、少しずつデフレ傾向を脱しているような気がします。
今まで価格が上がらない、今までより品質が良くなっても、価格が下がる、というような状況が続いてきたと思います。
他社が安くするので、どうしても自社も安く売らざるを得ない、というような状況が長かったと思います。
業界にもよるのでしょうが、その傾向には少し歯止めがかかっているような気がします。
価格が高くても、本当に良いもの、価値のあるものは、それなりの価格でも売れるようになってきています。
そこでやはり大事なのは、顧客に提供する価値です。
自社は、どのような価値を顧客に提供しているのか、しなければならないのか、それが益々重要になってくると思います。
お客様に喜んでいただける、自社が提供すべき価値とは何か、これを是非、年末年始に考えて欲しいと思いますね。
そして、その価値に見合った価格はどれくらいなのか、いくらであれば顧客はその価値に喜んでお金を支払ってくれるのか、これが価格を決めていくポイントです。
是非、その価格を見つけ出してください。
もちろん、その価格で売ったら十分な利益が出るようでないといけません。
価格競争、安売り競争ではなく、自社の価値に見合った価格を付けて、十分な利益を確保し、さらに、お客様の満足度向上に役立てていく、そのような価値と価格を見つけ出していきたいですね。
是非、新年の目標の1つにしていただければ、来年は大きく発展する年にできるのではないでしょうか。
編集後記
年末といえば、年賀状書き。なかなか時間が取れず、この3連休をあてにして延ばしてきた感があります。年賀状書きのための連休ではないのでしょうが、助かっています(笑)。
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