実践!社長の財務
会社の状況は数字に表れる【実践!社長の財務】第804号
2019.04.01
会社の状況は数字に表れる、というと、そんなのは当たり前ではないかと思われるかも知れません。
では、それを常に見ているか、その数字を見て問題がある、と思えば、何らかの対応をしているか、というと、それをしっかりやっている経営者は少ないように感じます。
数字と言っても、会計や財務の数字だけではありません。
日々の営業状況や、製造、お金の動きなど、会社で起こっている様々な活動に関する数字です。
毎日の売上、客数、目標対比、前年対比、リピート率、生産状況、現預金残高・・・等々、会社によって、事業によって様々な気になる数字があると思います。
自社の事業にとって、日々、週単位、月次で、見ておかなければいけない数字は何なのでしょうか?
まず、それを明確にしておくことが大事です。その上で、その数字を継続して出していける仕組みを作っていくことです。
気になる数字があれば追加したり、やめたり、意味のあるものを絞り込んで確認していくことです。
目的はその数字を見ることによって、今、会社に何が起こっているのかを、把握することです。
その上で、次の行動を起こすことができるような指標、これを導き出すことです。まさに生きた数字を、継続して見ていくこと、これが大事です。
そのような指標を見つけ出すことは、会社の宝にもなることだと思います。
編集後記
いよいよ本日、新元号の発表ですね。どのような元号になるのか、昨日などはずい分テレビで予想などしていましたが、まったく違ったものが出てくるような気がして、ちょっと楽しみですね!
発表されてしまえば、まあだんだん慣れていくのでしょうが、これからは平成最後の・・・から、○○最初の・・・に挨拶もあいさつも変わっていくのでしょうね。
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