実践!社長の財務
価格戦略を再考する【実践!社長の財務】第868号
2020.06.22
コロナの影響で、商売のやり方も様々に変わってきている会社も多いと思います。
飲食業であれば、店内飲食だけだったのが、テイクアウトをやり、宅配を活用しているお店もあります。
レシピを公開したり、ネットを使ったサービスを提供しているところもあるようです。
物販も通販であったり、マスクや今の時代にあったものを開発したりしています。
セミナー業や各種サービス業なども、Zoomなどを使った、オンラインでのサービスを取り入れているところも多いですね。
このような商品やサービスの提供の仕方が、変わっていくと、その価格をどうするか、という問題が出てきます。
コロナ支援など一時的には無料でやったり、サービス価格でやっていることもありますが、これを長く継続していくのであれば、価格をどうするか、しっかり考えていかなければなりません。
元に戻るものもあるかと思いますが、この激動を機に、新たなサービスとして定着させていくものもあると思います。
というか、それを是非作って欲しいと思いますね。
その上で、その価格をしっかりと決めて、これからの収益の柱に育てていってはいかがでしょうか?
そのようなものがあるかどうか、少し落ち着いてきたこの時期に考え、新たなサービスメニューを考えていくと良いと思います。
また、併せて今までの商品やサービスは、今の価格のままでいいのか、これもアフターコロナの時代に向かって、再考してみる必要があるのではないでしょうか?
編集後記
家賃支援や持続化支援など、各市町村などで独自に助成金などを設けているところが多いですね。
これらは、自らが見つけて申請しないと、自動的に受けられるものではありません。
もっと統一してやってくれればいいのに、とも思いますが、各地区での独自の事情などもあるのでしょうね。
せっかく設けてくれた助成金ですから、該当する方は是非、使った方がいいと思いますので、自社の所在する市区町村、お住いの市区町村などのホームページを検索して、是非、よくチェックしてみてください。
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