実践!社長の財務
新年に向けて計画を作る【実践!社長の財務】第893号
2020.12.14
先週、目標達成の三種の神器などと、ちょっと大袈裟に書きましたが、中でもやはり、計画実績対比表は是非やって欲しいですね。
「うちの会社はまだ小さいから、そんなものやってもしょうがないですよ。」
という社長もいますが、大きくなったからやるのではなく、やっているから大きくなる、のではないでしょうか。
年間目標くらいは、どんな会社でも作っているのではないかと思いますが、売上だけの場合、売上と利益だけの場合も多いですね。
それを是非、試算表の勘定科目ごとに落とし、なおかつ、毎月の数字にブレイクダウンしてください。
毎月かつ科目ごとにブレイクダウンすることにより、毎月の試算表と対比することが、できるようになります。
そうなると、月次の試算表を作ると同時に、計画実績対比表も作れますので、毎月運用するのが容易になっていく、ということです。
最低でも月ごとにやらないと、行動に反映していくことができません。
大事なのは比較することではなく、どう行動に移すかということですね。
それがしやすい表、時期、会議の仕方などを、各社工夫していって欲しいですね。
ということで、12月も後半に入っていきますので、やっていない会社の方は、心機一転、新年の最初から始めてはいかがでしょうか?
年末から新年にかけては、新しい計画をじっくり考えるチャンスです。
今年コロナで大変だった会社も、是非、来年はこれを乗り越える新たな計画を考えていきましょう!
編集後記
12月は最後の週は、ほぼ休みになりますので、あと2週間ということですね。本当に早いものです。あと2週間、気合を入れて頑張っていきましょう!
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