実践!社長の財務
最終到達点を明確にする【実践!社長の財務】第919号
2021.06.14
ネットや本などで、偉大な創業経営者の話をよく読んだりします。
会社を成長発展させ、それを持続している経営者は、表現の仕方は違うけれども、同じことを言っているな、と思うときがあります。
最近読んだもので、改めて本当にそうだなと思ったことがあります。
ユニクロの創業者 柳井正氏は、あるインタビュー記事で、
「経営は、最終ページから本を読むのと同じです。」
と言っています。
「毎日努力してたらある程度成功する、と思うでしょう。
でも、努力してても、努力の方向性が違ったらダメ。成功しない。同じところを回っているだけ。」
柳井氏は、これに気付いてから、経営がうまくいくようになったそうです。
これを、読んで京セラ創業者 稲盛和夫氏の次の言葉を思い出しました。
「どの山に登りたいのかを、決める。」
近所の小高いハイキングコースのような山なのか、富士山なのか、エベレストなのかで、登山に臨む考え方、準備、装備が変わってくる。
経営のやり方そのものが、変わってくるということですね。
日々目の前の仕事に没頭していると、最終ぺージに何が書いてあったのか、どの山に登るつもりだったのか、がどこかに行ってしまいます。
改めて、それをもう一度思い出し、それに向かって進んでいるのか、そのために必要なことをしているのか、点検し直してみる必要があるなと、思います。
編集後記
最近は夜家にいることが多いので、BSでよくプロ野球を見ます。プロ野球はほとんど地上波ではやりませんが、BSでこんなに放送していたとは知りませんでした(笑)。
あるいは、コロナ禍だからこそ、BS放送が増えているのかも知れませんね。
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