実践!社長の財務
創業時の思いを振り返る【実践!社長の財務】第941号
2021.11.15
事業や会社経営は、経営者の思いや志を実現するために行うものだと思います。
その根本は、創業した時の思いにあるのではないでしょうか。
創業したとき、会社を作ったときに、どのような思いで作ったのか、それは稚拙なものだったかも知れませんが、それが今もベースとなっているはずです。
ただ、創業のときから時間が経ってくると、その思いを忘れてしまいがちです。
気が付いてみると、その思いとはかけ離れた単なる儲け主義に走っているかも知れません。
創業時の思いというのは、私自身も振り返ってみると、結構、純粋なもので、「そう、それを追求すればいいんだよ。」と思えるようなものです。
皆様は、いかがでしょうか?
その創業時の思いをベースに、会社はどうあるべきかを、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
それを実現するためには、今の営業の仕方、販売の仕方でいいのか?
商品やサービスの内容は、創業時の思いを実現するものになっているか?
売上や利益を追求するばかりに、創業時の思いに反したことをしていないか?
このようなことを点検することによって、会社の方向性を改めて見直すことができると思います。
創業時に考えていた、商品やサービスの内容が変わっていたり、販売の仕方などは変わっているかも知れません。
ただ、やり方は変わっても、創業時の思いというのは、きっとベースにあると思います。
それを思い出しながら、確認しながら、やりたかったことを実現できる会社を、是非、目指していってください。
編集後記
土日は久しぶりに何もなく、家に籠っていました。先週にちょっと軽いギックリ腰をやってしまったため、いい休養になりました。それにしても我々専門家は、毎週毎週、税に関する様々な情報が送られてくるので、それについていくだけでも、土日が終わってしまいますね…それこそが創業の思いを実現するためには必要なことではありますが。
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